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家事のやる気が出ない…そんなときに試したいアイディア5選

2023.03.28

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毎日欠かせない作業ですが、どうしてもやる気が出ない日もある家事。やりたくないと思う理由を紐解き、家事に手をつけたくなるようなアイディアを5つ紹介します。

家事のやる気が出ない…そんなときに試したいアイディア5選

やらないといけないとわかっていても、どうしてもやる気が出ない日がある家事。後回しにしたツケが回ってくるのはわかっているのに、体が動かない…。誰にでもそんな経験があるのではないでしょうか。

そこで今回は、家事をやりたくないと思う理由を紐解き、やる気が出ない自分を責めずに済むアイディアを5つご紹介します。

なぜやる気が出ない?家事を放棄したくなる理由

家事は、日常生活を円滑に回し、心地良い暮らしをする上で欠かせない作業です。とはいっても、共働きしつつ毎日の家事も完璧にこなすのは、そう簡単ではありません。専業主婦であっても、毎日意欲的に家事に取り組み続けるのは難しいかと思います。

家事の手を抜くたびに家の中が乱雑になり、それを見てやる気が出ない自分を責めたり、後ろめたく感じて落ち込んだり…。家事のやる気が出ないことに端を発するマイナスのダメージは、意外と大きいものです。

まずは、家事のやる気が出ない理由から考えていきましょう。

疲労が溜まっている

全力で家事に取り組むと、かなりのカロリーを消費するといわれています。思いのほかハードワークなので、そもそも疲労が溜まっていると、家事に振り向ける体力が残っていないことも。

特に、子供が小さくて子育てにかかるパワーの大きい家庭や、繁忙期で睡眠不足が続いている人、介護と仕事を両立している人など、家事以外に重要なタスクをいくつも抱えていると、日々の疲れが抜けずやる気が出にくくなります。

やるべき家事が多すぎる

家事には、「掃除」「洗濯」「料理」といった目に見えるもの以外に、「名もなき家事」といわれるこまごました作業が存在します。例えば、排水溝の掃除をする、散らかった靴を並べる、家の中全部の雨戸やカーテンを開け閉めするといったことです。

名もなき家事は言葉にしにくいため、誰かに任せることもできず、ひっそりといつもの家事にプラスされていきます。終わりの見えない作業に対して、永遠にモチベーションを維持し続けることはできません。「やってもやってもきりがない」と感じるたびに、やる気はだんだんと失われていくでしょう。

また、完璧主義者で細かい部分が気になる人も、必然的にやるべき家事の項目が多くなるため、家事に取り組むのがおっくうになる傾向があります。

ストレスが溜まっている

体ではなく心の疲れ、いわゆるストレスが溜まっている場合も、体は思うように動きません。仕事でつまずいていたり、人間関係に不満を感じていたりすると、そちらの心配事や悩み事に心が乱されて、家事に集中しにくいもの。女性の生理や加齢によるホルモンバランスの乱れも、イライラや不安を引き起こし、ストレスを増大させる場合があります。

家事にやりがいが感じられない

家事は労働に換算するとそれなりの賃金が得られるため、立派な労働だといわれます。しかし、当然ながら、換算した賃金が実際に得られるわけではありません。仕事と同等の価値があるといわれながら、目に見える報酬が得られないことは、やる気を失う大きな原因です。

また、「家事はやって当然」という家族の態度も、家事を担当する人の意欲を奪います。誰からも褒められず、むしろやっていないことを責められるようでは、家事に対するやる気を失って当然です。

そもそも家事が苦手

仕事に得意分野と不得意分野があるように、家事の中にも得意なものと不得意なものがあるはずです。そもそも、家事そのものが苦手な人もいます。苦手なことや嫌いなことを毎日やり続けるのはつらいもの。当然ながらやる気も出にくいですよね。

今ある家事を片付けるやる気が欲しい…。そんなときのアイディア5選

やる気が出ない原因を見つけても、問題を根本的に解決するには時間がかかります。とりあえず、今目の前にある家事をこなすだけのやる気が欲しい…そんなときに試してほしいアイディアを5つご紹介します。

簡単な家事だけやる

家事には明確なゴールがありません。やる気が出ないのにあれもこれもと手をつけようとすると、ますます終わりが見えなくなって逆効果。考えただけで「面倒くさい」「絶対に終わらない」とネガティブな気持ちになり、ますますやる気がなくなってしまいます。

やりたくない気持ちを乗りこえるコツは、一番簡単な家事から始めてそれだけに集中し、終わったらいったん休むこと。テーブルを拭く、食洗機のスイッチを入れるといった、単純な動きで済む家事だけまっとうすることを、まずは目標にしてみてください。

家事をリスト化して優先順位を決める

家事になかなか手をつけられないのは、漠然と大量のタスクがある感覚だけがあって、実際にやるべきことが明確になっていないからかもしれません。やるべきことをリスト化して、優先順位を決めてみて。

やるべきこととその重要度が把握できると、一つひとつの家事にかかる時間や労力が想像でき、やる気が出やすくなります。

時間を決めて家事をする

家事を終わらせる時間は、担当する人の裁量で決まります。自分のペースで作業ができるのは良いことですが、時間を意識して動くことが少ないため、ついだらだらしてしまいがちな面も。

そこで、やるべき家事をリストアップしたら、開始時間と締め切りを設定しましょう。「9時から10時までに掃除を終わらせる」「10時から買い物へ行き、昼までに夕飯の下ごしらえを済ませる」「1時から1時間休憩し、本を読む」といったように、時間を区切って家事を振り分けると、メリハリがついてタスクを消化しやすくなります。

家事をクリアした後のご褒美を用意する

仕事で成果を出したらボーナスが出たり、表彰されたりするように、家事も1つクリアするごとに賞賛と評価を受けられると、前向きに取り組めるようになります。といっても、誰かがいつも見守ってくれているわけでなく、評価の基準もないのが難しいところ。

そこで、自分でご褒美をいくつか用意しておくのも手です。

<おすすめのご褒美>

・決めた時間どおりに家事が終わったら、おいしいケーキを食べる

・夕飯がおいしいと言ってもらえたら、翌日は手抜きでお惣菜を買う

・カーテンの洗濯や模様替えなどの大きな家事を片付けたら、マッサージに行く

自分がうれしくなるご褒美は、自分が一番知っているはず。「家事の後の楽しみ」を作ることで、家事そのもののつらさに目が行きづらくなる効果も期待できます。

夫婦の分担を見直す

家事があまりにも大変なとき、見直してみたいのが夫婦の分担割合です。

近年は積極的に家事・育児をする男性が増えているといわれますが、実際には「妻が家庭を守る」役割を担っている家庭がほとんどなのだそう。内閣府男女共同参画局の「共同参画 2020年9月号[」によれば、共働き家庭であっても、妻は「家事・育児・介護」に、夫は「仕事」に多くの時間を使っている状態が続いています。

もちろん、家庭によっては男女が逆の場合もありますが、どちらか片方が「つらい」と感じているようなら、家事の分担を再検討してみては。2人が平等に責任を持って家庭を回すことができるよう、丁寧に話し合うことが大切です。

それでも「家事のやる気が出ない」状態が続くなら、家事を手放すことも検討して

やれることはやったけど、やっぱり家事のやる気が出ない…。そんなときは、思い切って家事を手放してはいかがでしょうか。

「やらなければならない」「自分の仕事なのにやれていない」と感じると、人は追い込まれてプレッシャーを感じ、できない自分を責めてしまいます。真面目な人ほどこうした傾向が強く、無理を重ねて体や心を壊してしまうことも。いくら家事が完璧でも、家事を担う人の健康が損なわれては本末転倒です。

そのようなときは、家族に「どうしてもやる気が出ない」と素直に話し、上手に家事の手を抜くことをおすすめします。ロボット掃除機や食洗機などの便利な家電を買って家事の負担を減らしたり、苦手な分野は得意な家族に任せたりするのも有効です。

また、家事代行サービスを利用して、家事を丸ごと休んでみてもいいでしょう。自分の好きなことに没頭する時間を作ることで、再びやる気を取り戻せるかもしれません。

家事代行サービスは、家事のプロフェッショナルが依頼者の自宅を訪問し、一般的な日常の家事を代わりにこなしてくれるサービスです。家族には頼みにくい人も、お金を払って依頼するプロになら気兼ねなく頼めるのではないでしょうか。

家事代行のSUNNY MAID SERVICE(サニー メイド サービス)」では、ご利用いただいたお客様から、「スタッフが定期的に訪問して住環境を整えてくれたことで、自分だけでなくお子様にも掃除や片づけの習慣が身につきました」という、うれしい声もいただいております。プロに頼むことで、このような良い習慣を身につけることもできるのです。


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