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二人目の育児は大変?よくある悩みや乗り切る方法を紹介

2024.07.30

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二人目の育児が大変と感じることには、理由があります。二人目の育児でよくある悩みや二人目の育児を乗り切る方法に加え、大変な時期が終わる見通しなどを紹介します。

二人目の育児は大変?よくある悩みや乗り切る方法を紹介

二人目の育児は大変?よくある悩みや乗り切る方法を紹介

「二人目の育児は大変、辛い」と耳にすることはありませんか?二人目を考えている人や、二人目の出産を控えている人の中には、二人目の育児に対して不安な気持ちがある人もいるかもしれません。

初めてのことばかりで四苦八苦しながらも乗り越えた、一人目の育児経験があるにもかかわらず、なぜ「二人目の育児は大変」といわれることがあるのでしょうか。

この記事では、二人目の育児が大変と感じる理由を紐解き、大変な時期を上手に乗り越えるコツをご紹介します。二人目の育児に不安を感じていたり頭を悩ませたりしている人は、ぜひ参考にしてください。

二人目の育児が大変と感じるのはなぜ?

二人目の育児が大変と感じる理由は、子育てをする環境や親の捉え方によっても異なります。しかし、決して珍しい感情ではありません。では、なぜ二人目の育児は大変と感じる人が多いのでしょうか。二人目の育児が大変といわれる理由について見ていきましょう。

お兄ちゃんやお姉ちゃんが赤ちゃん返りする

下の子が生まれた途端、上の子がまるで赤ちゃんに戻ったかのような振る舞いをすることを「赤ちゃん返り」といいます。弟や妹が生まれると、お兄ちゃんやお姉ちゃんが急に甘えん坊になり、後追いやおねしょ、夜泣きをするようになることがあります。

赤ちゃん返りは、突然環境が変わって戸惑いを感じていたり、赤ちゃんが生まれた後も自分は変わらず愛されていることを確認したりするために起こす行動だといわれています。「注目してほしい、構ってほしい」という気持ちの表れのため、ママやパパの接し方に問題があるわけでも、本人が「親を困らせたい」と思っているわけでもありません。今までママとパパを独占していた環境が大きく変わるため、受け入れるまでには時間が必要なのです。

上の子とのスキンシップを増やし、安心させてあげるのが赤ちゃん返りへの一番の解決策です。とはいえ、産後で万全な体調ではない中、頻回な授乳やおむつ替え、夜泣きの対応など、新生児のお世話も大変な時期ですよね。パートナーや両親などと協力し、できるだけ上の子と親が2人で過ごせる時間を作ることを意識することが大切です。また、赤ちゃん返りはずっと続くわけではないため、一時的なものと捉え、周囲のサポートを受けつつ乗り越えていきましょう。

子供二人の生活リズムが合わない

一人目のときは、その子のリズムに合わせてご飯や入浴、寝かしつけなどを進めていくことができました。しかし、年齢の異なる子供が二人になると、それぞれの生活リズムが違い、思うようにいかないことが増えていきます。

「お兄ちゃんをお風呂に入れたいけれど、赤ちゃんがなかなかミルクを飲んでくれない」「お姉ちゃんを寝かしつけた途端、赤ちゃんがお腹を空かせて大声で泣き、お姉ちゃんが起きる」など、一人目の育児ではスムーズにできていたことがうまくいかなくなると、「大変」と感じるタイミングが多くなります。

ただし、このような問題は、時間が解決してくれることが多いでしょう。ママやパパも子供二人の育児をするリズムを掴んでくるものです。また、下の子がある程度成長すれば、ご飯や寝る時間もそろってきます。

育児に追われて疲れが取れない

二人目が産まれてしばらくは、赤ちゃんへの頻回授乳で夜も細切れ睡眠の日々が続きます。一人目であれば、赤ちゃんが昼寝をしているときにいっしょに寝て、疲れをとることもできたかもしれません。二人育児の場合、赤ちゃんが昼寝をしている間でも、上の子が起きているといったことが多くあります。

上の子が動きたい盛りの2歳児、3歳児ともなれば、寝ている赤ちゃんを抱っこして公園へ行き、遊びに付き合うこともあるかもしれません。寝不足の状態が続けば、疲れが取れないのも当然です。

パートナーと協力して、深夜の授乳や夜泣きの対応を交代制にする、昼寝をする時間を作るといった対策を検討することをおすすめします。ストレスが溜まり、精神的な問題が生じる可能性もあるため、少しでも体を休める時間を作りましょう。

二人目の育児でよくある悩みは?

二人目の育児でよくある悩みは?

二人目の育児をしているママやパパには、多かれ少なかれ、二人目の育児特有の悩みがあるようです。ここでは、二人目の育児でよくある悩みを具体的にご紹介します。

スムーズに入浴できない

二人目の育児でよくある悩みのひとつは、入浴です。子供が小さいうちのお風呂は、「いかにスムーズに終えるか」が優先課題であり、自分のリラックスは二の次ですよね。特に、ワンオペで赤ちゃんと上の子を同時に入浴させる場合、お風呂で使う赤ちゃん用のマットやチェア、お風呂上がりの着替えなど、万端の準備を整えて行うことになるでしょう。

しかし、どれだけ準備を整えても、どちらかがぐずって思いどおりに進まないことも多く、頭を抱える場合もあるようです。

寝かしつけに時間がかかる

二人目の育児の悩みとしては、寝かしつけも挙げられます。子供の寝付きが悪い場合、一人でも大変ですが、子供が二人いるとどうしても寝かしつけに時間がかかってしまいます。二人目が幼いうちは、子供が同時に眠りにつくことはほとんどありません。

寝かしつけに時間がかかって気がついたら自分も寝てしまい、「子供が寝てからやろうと思っていた家事などが翌日に持ち越される」といったこともあるでしょう。

食事の準備が2倍になる

二人目育児では、食事の準備に時間がかかります。子供たちの年齢差によっては、一人目が幼児食、二人目が離乳食と同時進行で別々の食事を作らなければならないこともあります。大人の食事に加えて、子供の成長に合わせた食事を2パターン用意することを負担に感じる人は少なくありません。

二人目の育児を乗り切る方法

ここまでご紹介したように、「二人目の育児が大変」と感じる瞬間があるのは、ごく自然なことです。そんなときは、自力で乗り切ろうとせず、少しでも楽になる方法を探すことが大切です。

二人目の育児を上手に乗り切る方法を見ていきましょう。

パートナーと家事や育児を分担する

一人で家事と育児をこなしている場合、当然ながら負担は大きくなります。育児休暇中や専業主婦の人の中には、すべてを一人で抱えている人もいるかもしれません。仕事をしていても、どちらかの比重が多くなっている可能性も考えられます。

子供一人でも育児は大変なため、二人目ともなるとパートナーとの協力は必要不可欠です。パートナーとよく話し合って、助け合いの精神でベストなバランスを探りましょう。「掃除は夫で料理は妻」「お風呂は夫で寝かしつけは妻」というように、それぞれ得意分野を担当するのもおすすめです。

家事を頑張りすぎない

仕事、子育て、家事とすべてのことを完璧にこなそうとすると、どうしても負担に感じてしまいます。二人目の育児を乗り切るためにも、自分の時間を作り、リフレッシュすることも大切です。

日々の家事は習慣化されていて、きちんとこなすものと思いがちですが、「今日の掃除は子供と過ごすリビングだけにしよう」「今日のおかずはお惣菜にしよう」など、頑張りすぎないようにして、リフレッシュできる時間を少しでも作ってみてください。

家事代行サービスを利用する

家族との協力や時々手を抜くことだけではなく、家事の負担が減るようなサービスの利用も検討しましょう。家事の負担を軽減するには、家事代行サービスがおすすめです。家事全般を代行する家事代行サービスに、掃除や洗濯を依頼すれば、余裕をもって子供と向き合う時間を増やすことができます。

家事代行サービスについては、こちらの記事もご覧ください。

【どこまで頼める?】家事代行サービスのメリット・デメリットとは?

行政が提供する支援制度を利用する

安心して子育てができる環境をつくり、子供たちが笑顔で成長できるように、2015年4月から「子ども・子育て支援新制度」がスタートしました。各自治体が主体となって、子供の年齢や親の就労状況などに応じた多様な支援制度を推進しています。

一時預かりや子育て短期支援(ショートステイ、トワイライトステイ)などをうまく利用して、心身を休める時間を作りましょう。自治体によっては、支援制度の一部に家事代行を取り入れている場合もあります。

家事が楽になる家電製品を導入する

育児の負担が大きい期間は、思い切って便利な家電に頼るのもひとつの手です。

例えば、乾燥機能付きの全自動洗濯機なら、洗濯物を干して取り込む手間がかかりません。材料を入れてスイッチを押せば料理が出来上がる、自動調理鍋も便利です。

購入費用は必要ですが、育児が落ち着いたとしても自分の体調が悪いときなどに活躍してくれるため、総合的に見ればコストパフォーマンスがいいのではないでしょうか。

また、二人目の離乳食が始まったときも同様に、自分の負担を減らすことを意識しましょう。市販のベビーフードなども利用しながら、無理をしないことが大切です。

二人目の育児はいつまで大変?

二人目の育児はいつまで大変?

二人目育児が始まったばかりのときは、「すぐに大きくなって、手がかからなくなるよ」「甘えてくれるのも今のうちだよ」と周囲に励まされても、耳に入らないことがあるかもしれません。特に、二人目が幼いうちは、慣れない二人の育児に疲れを感じることが多いのも事実です。

しかし、個人差はあるものの、子供たちの生活リズムが整ってくれば、親の負担は少しずつ減っていきます。夜間の授乳や夜泣きもいつの間にかなくなり、「気づいたら朝まで眠っていた」という日が来るはずです。また、歩き始めれば抱っこの時間が減り、おむつが外れればおむつ替えの手間がなくなります。

子供の成長や、親の感じ方には個人差があるため、「いつから大変ではなくなる」と言い切ることはできませんが、子供の成長に応じて負担は軽減されると信じましょう。

周囲と協力しつつ、二人目の育児を乗り切ろう!

二人目の育児では、上の子と下の子のお世話や家事に追われ、大変なことが多いかもしれません。しかし、幼い子供を育てる期間は限りがあり、貴重な時間といえます。一人で抱え込まずに周りの人や便利なサービスに頼りながら、できるだけ負担を減らし、子供と笑顔で過ごせる時間を増やしてくださいね。

家事の負担を軽減するなら、家事全般を依頼できる家事代行サービスの利用がおすすめです。家事代行サニーメイドサービスでは、水回りの掃除を手ごろな価格で体験いただける「お試しプラン」をご利用いただけます。
まずは1時間のお試しサービスを利用してみてはいかがでしょうか。



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