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断捨離したいけどできない人必見!できない理由とうまく手放すコツ

2023.04.27

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やってみたい・やったほうが良いことはわかっていても、なかなかできない「断捨離」。断捨離で得られる効果や断捨離ができない理由、うまく断捨離するコツを紹介します。

断捨離したいけどできない人必見!できない理由とうまく手放すコツ

春は始まりの時期。進学、就職、転職、引越しなどで環境が変わる今こそ暮らしを整え、晴れやかな気持ちで新生活のスタートを切りたいものですね。

そこでおすすめしたいのが、不要な物を手放して物にとらわれない生き方を目指す「断捨離」です。断捨離は服装や持ち物が変化するタイミングで行うと進めやすいのですが、「どうしても物が捨てられない」「何から始めていいかわからない」と、悩んでしまって進まない人も少なくありません。

今回はそんな人に向けて、断捨離で得られる効果とともに断捨離ができない理由のほか、春に向けて断捨離を進めるためのコツをご紹介します。

断捨離とは?

断捨離とはヨーガの思想である「断行」「捨行」「離行」の考え方に由来する言葉。断行は自分にとって不要な物事が入ってくるのを断つこと、捨行は感情を含めて不要な物を捨てること、離行は不要な執着から離れることを指します。すなわち、断捨離は、物への執着をなくしていらない物を手放し、物にとらわれない人生を追求する思想だといえるでしょう。

また、物を整理して運気を上げようと呼びかける「片付けブーム」が世の中に広まるのと同時に、「ミニマリスト」という言葉もよく聞くようになりました。

ミニマリストとは、持ち物や家に置いておく物をできるだけ減らし、自分にとって欠かせない必要最小限の物だけで生活する人を表します。一方の断捨離は、不要な所有物を手放して物への執着を断ち切り、生活を整えようとする考え方のことです。

断捨離することで得られる効果

断捨離をして環境が整うと、心が落ち着き、生活にゆとりが生まれます。断捨離の具体的な効果として、次のようなものが挙げられます。

時間の使い方が上手になる

「着ていこうと思っていた服が見当たらない」「出かける間際になってスマホや鍵など大切な物が見当たらず、約束に遅れがち」といったことがよく起こるのは、所有物が多すぎて定位置を決められていないからかもしれません。

断捨離をすると、本当に必要な物だけが手元に残り、整理整頓がしやすくなります。探し物をする時間が減り、その分余裕を持って行動することができるようになるでしょう。

お金が貯まる

お金が貯まらない人は、お金があればあるだけ使う傾向があり、衝動買いやついで買いが多くなりがちです。例えば、「買って帰ってきたら同じ物が家にあった」「買ったけどまったく使っていない」といったことも、よくあるのではないでしょうか。こうした無駄遣いは、自分にとって何が必要で、何が必要でないかを把握していないために起こります。

物を必要最小限にして整理整頓すると、自分の好みが明確になり、必要な物だけを購入できるようになります。食材や日用品なども、在庫が一目でわかれば無駄な買い足しを減らせるでしょう。結果として出費を抑えられ、お金が貯まりやすくなります。

掃除がしやすくなる

部屋の中に物が多いと、いちいち移動させて掃除をしなくてはなりません。床に置かれている物や冷蔵庫の食材、棚の本などが減れば、物をどかす手間がなくなり、掃除がスムーズにできます。必要な物の定位置も決めやすくなるはずです。

ストレスが減る

自分が散らかしたとはいえ、汚い部屋を見るとやる気が削がれます。「片付けなきゃ」と気ばかり焦って、仕事や家事に集中できなくなることもあるでしょう。特に、テレワークが普及した昨今、家の中で仕事をする機会が増えた人は、落ち着いて取り組める環境づくりが最優先事項です。

断捨離を行って物が少なくなれば、家が広く感じられるようになり、気持ちにも余裕が生まれます。

断捨離したいのにできない理由

断捨離のメリットを知り、「やってみたい!」と思う人は多いのではないでしょうか。ところが、「やってはみたけど、自分には向いていないみたい…」と、途中であきらめる人も少なくないのです。なぜ、断捨離がしたいのにできないのか、その理由について探ります。

物に思い入れがある

人からもらった物や、過去の自分の努力の思い出と結びついている物など、特別な思い入れがある物は手放しにくいものです。見返すことはなくてもあるだけで安心する卒業アルバムや手紙、現在の自分を形作ったといっても過言ではない思い出の品などは、無理に捨てる必要はありません。

とはいえ、どこかで割り切ることも大切です。置き場所があふれかえるほど物が増えていたら、やはり断捨離を決行したほうがいいでしょう。

分別したり、捨てたりするのが面倒

断捨離をすればスマートで豊かな暮らしが手に入るとわかっていても、断捨離自体が面倒でなかなか実行できないケースもよくあります。確かに、物を選別・分別して捨てる行為は、頭も体も使うため、簡単ではありません。特に、捨てる習慣がない人にとっては、始めること自体が最も高いハードルであるといっても過言ではないでしょう。

まずは、捨てるかどうか悩んでいる物をひとつ一つ手に取って、行動を起こすことが大切です。

物を捨てることに罪悪感がある

「物を大切にしなさい」といわれて育った世代の人にとって、「捨てる」ことは大きな罪悪感を伴う作業です。作り手の気持ちを考えると、どうしても無駄にできないと考える人もいるでしょう。

そうした価値観は大切にすべきですが、時代とともに消費行動や物に対する価値観は変わってきています。断捨離をするなら、そうした価値観のアップデートも必要かもしれません。

断捨離ができない人の特徴

断捨離できないことには、性格も大きく関わっているといわれています。続いては、断捨離ができない人の特徴を3つご紹介します。

自分に自信がない人

物を所有することは、承認欲求の表れともいわれます。自分に自信がない人は、丸裸の自分で勝負するのをおそれ、物を持つことで自信を補おうとするのです。

繊細で優しい人

繊細で感受性豊かな人は、人の気持ちにも自分の気持ちにも敏感です。人にもらった物はもちろん自分で買った物であっても、手放すという決断がなかなかできず、なかなか物を捨てられません。

執着心が強い

執着心が強い人は、断捨離を行っても停滞しがちです。物そのものに対する執着だけでなく、物をくれた人や得た経緯に執着しているケースもあります。

こうした人は、本当はいらないことをわかっていながら、「これを捨てたら、あの人との思い出まで捨ててしまうことになるかも」「あんなに苦労して手に入れたのに」などと考えて、物を溜め込んでしまう傾向があります。

断捨離をうまく進める3つのコツ

やったほうが良いことはわかっていても、なかなかできない断捨離。断捨離が苦手な人や失敗した経験がある人も実践しやすい、断捨離を進める上での3つのコツをご紹介します。

1.捨てる物、捨てない物の判断基準を決める

断捨離できない大きな理由に、「いる、いらないの基準」が明確でないことが挙げられます。まずは、捨てる物と捨てずに残しておく物について、自分の中で明確に基準を決めましょう。この基準ができると、物を前にして悩む時間が短くなり、スイスイと断捨離が進むようになるはずです。

判断基準の例としては、下記のようなものがあります。

<捨てる・捨てないの判断基準の例>

・1年以上使っていない物、着ていない物は手放す

流行は繰り返されるといいますが、本当に来るかどうかわからない流行に向けて物を取っておくのはナンセンスです。同じ季節がめぐってきたときに手に取ってみて、心が動かない物は手放しましょう。

・壊れている物は捨てる

いつか修理しようと思ってそのままになっているアクセサリー、欠けた食器などを捨てられずにいる人は多いです。本当にお気に入りなら、壊れてから間を置かずに修理に出しているはずです。

壊れたまま放置していた物は、思い切って捨ててしまいましょう。

2.捨てられないものは売ることも検討する

「捨てること」に罪悪感がある場合、ネットオークションやフリマアプリ、リサイクルショップなどで販売することを検討してみてはいかがでしょうか。誰かが使ってくれるなら、物を無駄にしたと落ち込まずに済むかもしれません。

3.小さな物から始める

断捨離がなかなか進まないのに、いきなり大きな物の要不要を判断するのはおすすめできません。まずは、「いる・いらない」の判断がしやすい、お財布やポーチの中身からトライしましょう。

溜まりがちなポイントカードやレシート、もらったものの使っていない試供品、パッケージは好きだけど使っていないリップなどを処分するだけで、断捨離の効果を手軽に実感することができるはずです。

どうしても断捨離できないときはどうしたらいい?

いろいろ試してみたけれど、やっぱり断捨離できない…。そんなときは、いったん「自分で捨てる」ことをあきらめて、ほかの方法を試してみましょう。

シーズンオフの洋服や、今は使っていないスキー板や登山靴、ラケットなどの趣味用品をまとめてトランクルームに預ければ、部屋がすっきりして、疑似的な断捨離を体験できます。その後、預けたまま思い出さなかった物は捨てるなどと、ルールを決めてもいいですね。

また、使わない洋服が増えないよう、レンタルサービスなどを利用して、本当に気に入った物だけを購入するのも手です。

お金をかけて預けたり借りたりするのも違うような気がするなら、家事代行サービスの利用を検討してみてもいいかもしれません。

日常的な家事をサポートしてくれる家事代行サービスであれば、散らかった部屋の片付けも依頼できます。散らかっていた部屋をきれいにしてもらうと、環境が整えられて生活がしやすくなります。きれいな部屋の状態を維持したいとも考えるようになり、「無駄な荷物は捨てよう」「断舎離しよう」という意欲も自然とわいてくるはずです。

断捨離をして、晴れやかな気持ちで新生活を迎えよう

今回は、断捨離をするメリットやうまく行うコツについてご紹介しました。春は、季節の変わり目に伴う衣替えや子供の進学、引越しなど、環境変化が起きるタイミング。その変化に応じて物を整理する機会が増えるこれからの季節は、断捨離に最適です。断舎離をしてすっきりとした環境と晴れやかな心で、新生活を迎えましょう。

家事代行サービスの「SUNNY MAID SERVICE(サニーメイドサービス)」では、春の家事代行デビューキャンペーンを実施しています。断捨離を手伝ってもらおうかな…とお考えの方は、ぜひこの機会に利用をご検討ください。
新生活が始まるこの春、忙しい日々の中で、掃除や片付けが億劫になってしまいますよね。苦手なところだけをお願いしたい方でも、まるっと家事をお任せたい方でも、まずはサービスをご体験くださいね。

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