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家事を楽にする方法とは?つらい家事から抜ける3つのアイディア

2023.06.05

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毎日の家事がつらい、しんどい」と思うのは、誰しも同じです。少しでも家事のストレスをやわらげたい方に向けて、日々の家事を楽にしてくれる3つの方法を紹介します。

家事を楽にする方法とは?つらい家事から抜ける3つのアイディア

毎日の家事、「こんなにつらいのは自分だけかしら…」と思っていませんか?家事には終わりがないだけに、うんざりすることは誰にでもあるもの。傍目には完璧に家事をこなしているように見える人も、人知れず悪戦苦闘しているかもしれません。

そこでこの記事では、毎日の家事を楽にする方法として、アイディアを3つご紹介します。いつもの家事に取り入れられそうなものを取り入れて、少しでも家事のストレスを減らしましょう。

家事をつらいと感じてしまう理由は?

なぜ、家事をつらいと感じてしまうのでしょうか。まずは、その理由から考えてみましょう。

家事をしてもほめられることがないから

家事は生活に必須であることから、一生懸命取り組んでもほめられることがあまりありません。意外と家事は広範なスキルが必要であるにもかかわらず、「みんなやっていること」として大変さやスキルが伝わりにくく、ねぎらいや協力が得にくい傾向があります。

毎日必死にやっていても「やって当然」と思われてしまうのは、やる気を失う大きな原因のひとつです。

家事の量が多いから

家事には、「掃除」「洗濯」「料理」「片付け」といった一般な作業も膨大な量がありますが、「洗った食器を拭いて、しまう」「家中のゴミを集めて、ゴミ捨て場へ持っていく」「詰まった排水溝を掃除する」といった、細かな作業もたくさんあります。

一つひとつの作業量は小さくても、重なるとかなりの手間と時間が必要になるこれらの家事は、「見えない家事」といわれます。普段家事をあまりしない人には、この「見えない家事」にどんなタスクがあるのか想像できないために手伝いづらく、家事を担当する人のキャパシティを圧迫していきます。

家事動線が悪く、効率的に進まないから

家を借りたときや買ったとき、デザイン性や部屋の数、収納などにはこだわっても、「家事の動線まで考えていなかった…」という家庭は多いでしょう。家事動線が悪い家では効率が悪くなり、おのずと家事のモチベーションが下がってしまいます。

毎日同じことの繰り返しだから

家事は家族が幸せに暮らすための価値ある仕事ですが、そのほとんどは「いつもどおりの生活を維持する」ことを目的としたルーティンワークで、目新しい発見があるわけではありません。言ってみれば、来る日も来る日も同じことの繰り返しです。単調な生活にうんざりして、家事に嫌気がさすのも無理がありません。

仕事や子育てとの両立が難しいから

共働きや育児中の家庭では、仕事が終わってからのごく短い時間や、小さな子供がお昼寝をしたわずかな隙に膨大な家事を終わらせなければなりません。休む暇もなく動き回る毎日が続くと、ちょっとした家事でも負担に感じるようになってしまうでしょう。

家事を楽にする方法1:家事のやり方を見直す

ここからは、家事を楽にする方法をご紹介します。1つ目は、これまでの「家事のやり方を見直す」方法です。家事を負担に感じている場合、どこかに無理・無駄が潜んでいる可能性があります。

家事をリストアップする

まずは、見えない家事を含めて、すべての家事を洗い出してみてください。その上で、優先度の高い家事や今日やるべき家事をリストアップすることで、漏れなく計画的に進めていけるでしょう。

家族との協力で解決できるか検討する

ほかの家族と暮らしている場合には、家族と協力することで家事の負担を解消できないか考えてみましょう。家事の負担が1人に偏っているような場合には、家族に負担してもらえるとかなり楽になるはずです。

・共働きの場合

一般的に、女性のほうが家事負担は大きくなる傾向があるため、共働きなら夫婦で相談してできるだけ平等に分担を決めましょう。このとき、それぞれが得意な家事を受け持つようにし、自分の担当領域に責任を持つことが大切です。また、お互いのやり方に口を出すのは避けるようにしてください。

・育児中の場合

夜中の授乳があり睡眠不足になりがちな期間は、赤ちゃんが寝たときにママも体を休めることが大切です。そのような時期に、パパに気を付けてもらいたいことは、次の2つです。

まずは、産後の母体の状態を理解し、産前とは気持ちを切り替えて主体的に家事をするように心がけてみてください。もうひとつ、家事まで手が回らなかったとしても、決してママを責めないようにしましょう。

もし仕事で忙しく、パパにできる家事が限られる場合には、「体調はつらくないか」「何か手伝えることはないか」など、よく声をかけてあげるだけで、ママは安心して笑顔が増えるはずです。

家事のしやすい動線や収納になるよう意識する

家事動線や収納、物の配置を見直すことも、家事の無駄を省くには重要です。例えば、洗濯機が置かれている1階の脱衣所で洗濯物を仕分け、いちいち2階のベランダまで運んで干すといった動線になっていると、家事の効率が悪くはかどりません。

また、ソファーや棚を移動させてからでなければ掃除機をかけられないようであれば、掃除をするのがおっくうになってしまうでしょう。

家事を楽にする方法2:家電で家事を自動化・時短化する

家事を楽にする2つ目の方法は、最新の家電を導入して自動化・時短化を実行することです。家事の種類ごとに、下記のようなやり方があります。

料理や洗い物を楽にする家電

家事の中でも、一日に複数回行う必要のある料理や洗い物。電子レンジや食洗機などの家電を使うことで、グッと手間を省くことができます。

・電子レンジ

料理の時短といえば、電子レンジが強い味方。いちいち鍋やフライパンを出すのが面倒なときも、暑くて火を使うのが嫌な日にも、電子レンジに入れればハンズフリーで料理が完成します。しかも、短時間で調理できるので、忙しい日にも便利です。

下ごしらえに使うイメージがありますが、最新の電子レンジはオート機能を使えばボタンひとつでメイン料理や副菜が作れるレシピも多く、パスタでさえ電子レンジで茹で上がります。

・食洗機

「料理は好きだけど後片付けが嫌い」と洗い物を敬遠する人には、食洗器の導入するのがおすすめ。食洗器に入れてしまえば、汚れた食器は自動できれいになります。空いた時間をほかの家事にあてれば、一気に家事が効率化するでしょう。

洗濯を楽にする家電

洗濯は洗濯機に入れれば自動で行ってくれますが、洗濯物を干したり取り込んだりといった、付随する作業は面倒なもの。洗濯乾燥機や布団乾燥機を使えば、そういった作業をする必要がなくなります。

・洗濯乾燥機

洗濯の効率化には、洗濯から乾燥まで一貫して行ってくれる洗濯乾燥機がマストです。手間がかかる「洗濯物を干す」「取り込む」というプロセスがなくなり、時間に余裕が生まれます。洗濯物を取り込む時間を気にせずに済むため、帰宅が遅い共働き家庭でも安心です。

・布団乾燥機

大物の布団を干す時間がない場合や、マンションで禁止されていてベランダに布団を干せない場合は、布団乾燥機もあるといいでしょう。ダニなどのハウスダスト対策にもなるため、小さい子供がいる家庭には布団乾燥機があると安心です。

掃除やアイロンを楽にする家電

定期的に広範囲を作業する必要のある掃除や、意外とスキルや時間が必要なアイロンがけ。ロボット掃除機やコードレスアイロンがあれば、家事がスイスイ進みます。

・ロボット掃除機

外出が多い共働き家庭や一人暮らしの家の掃除には、自分たちがいないあいだに自動で掃除を済ませてくれるロボット掃除機が最適。ボタンを押せば部屋中のゴミを集めて回り、掃除が終われば充電スタンドに戻ります。仕事が終わって帰ってきたら部屋がきれいになっているので、掃除以外の家事に集中できるのもメリット。Wi-Fi対応で外から操作できるタイプなら、設定し忘れたとしても安心です。

最近では、水拭きまでできるタイプもあり、目的や用途に合わせて選ぶことができます。

・コードレスアイロン

小さなことですが、動きが制限される従来のコードありのアイロンよりも、取り回ししやすいコードレスにすると時間が短縮できます。一度コードレスアイロンを使ってみると、便利で手放せなくなるでしょう。

家事を楽にする方法3:家事をプロに依頼する

家事を楽にする方法の3つ目は、家事を丸ごと、あるいは苦手な家事だけをアウトソーシングするというもの。家事をアウトソーシングする方法には、大きく「家事代行サービス」と「ハウスクリーニング」の2つがあります。

家事代行サービス

家事代行サービスは、掃除や片付け、洗濯、アイロンがけ、引越しの片付け、庭の手入れなど、日常的な家事を丸ごと委託できるサービスです。豊富な家事の経験を持つスタッフが依頼者の自宅を訪問し、依頼者の生活スタイルやニーズに合わせて時間制のオーダーメイドで家事を代行してくれます。

家事代行サービスを頼むメリットには、下記のようなものが挙げられます。

・心に余裕ができる

仕事や育児に追われていると、それ以外のほとんどすべての時間を家事に費やさなくてはなりません。忙しい毎日の中、ほとんど自分の時間を作れずにいる人も多いのではないでしょうか。

家事代行サービスに依頼することで家事を手放せば、自分のための時間を作ったり、自分しかできない仕事により集中したりすることができ、心にゆとりが生まれます。

・苦手な家事をやらずに済む

家事代行サービスでは、品質が担保されたプロのスタッフに日常の家事を任せることができます。時間単位での契約がほとんどなので、「2時間で掃除と洗濯」「1水回りの掃除を徹底的に」など、自分の都合に合わせたフレキシブルな依頼が可能です。

掃除が苦手なら掃除だけ、片付けが嫌いなら片付けだけというように、自分ではできればやりたくない家事だけを抜き出して家事代行サービスに依頼すれば、肉体的だけでなく精神的な負担も減らすことができます。

・生活が整う

生活の場が乱れていると、おのずと心まで乱れてきます。疲れて帰宅した部屋の中が散らかっていれば、うんざりして落ち着けないでしょう。在宅勤務をしている人などは、手がつけられていない洗濯物や洗っていない食器が目について、仕事に集中できなくなる可能性もあります。

「1週間に1回」「1ヵ月に2回」といったペースで家事代行サービスを利用すれば、住み心地の良い自宅を維持することが可能です。

ハウスクリーニング

ハウスクリーニングは、掃除に特化したサービスです。専門的な技術を持ったスタッフが専用の機材や洗剤を使い、普段の掃除では落としきれない汚れを取り除く「ディープクリーニング」を行います。

例えばエアコンなら、外側やフィルター、取り外したパーツのお手入れに加え、専用の洗浄液や高圧洗浄機を使って、内部をきれいにします。家事代行サービスが「日々の住環境を良くする、さまざまな家事のお手伝い」であるのに対して、ハウスクリーニングは「気になる箇所の徹底洗浄」である点が大きな違いです。

ハウスクリーニングのメリットは、下記のようなものがあります。

・物や場所によっては、新品同様の状態になる

細かい傷を修復してくれるフローリングのワックス塗布のほか、キッチンのシンクの研磨や撥水コートも行ってくれるので、場所や物によっては新品のような状態によみがえることも。専用の洗剤や機材を使うため、汚れもつきにくくなります。

・一般の人が手を出しにくい所を掃除してくれる

エアコン内部や浴槽のカバーの中、レンジフードの内部などは、専門的な知識がないと安全に掃除をすることができません。ハウスクリーニングは、こうした特殊な掃除も依頼可能なため、年に1度の大掃除のタイミングなどで依頼すると、その後の家事が楽になります。

家事がつらいのは自分だけじゃない!自分に合った方法で家事の負担をなくそう

家事を楽にする方法は、世の中にたくさん存在しています。ということは、多くの人が「家事を楽にしたい」「家事から解放されたい」と思っているということ。家事を楽にしてくれるアイテムやサービスを上手に活用することは、決して悪いことではありません。

工夫しても楽にならない家事は、思い切って手放すのも手です。家事のプロに任せることも視野に入れ、毎日の家事負担を軽減してストレスのない暮らしを手に入れましょう。

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