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「掃除が苦手」を克服しよう!掃除を楽にするコツも紹介
2023.12.28
やってもやっても終わらず、毎日行わければならない掃除は、苦手な人も多いのではないでしょうか。掃除嫌いを解決する方法や、掃除を楽にするコツをご紹介します。
目次
「掃除が苦手」を克服しよう!掃除を楽にするコツも紹介
数ある家事の中でも、やるべき場所が多く時間がかかる「掃除」。掃除に苦手意識を持つ人は多くいます。掃除をしてもすぐに汚れると思うと、腰が重くなりますよね。
といっても、掃除をしなければ家はどんどん乱雑になりほこりやハウスダストが発生し、アレルギーや感染症などの健康被害も生じる可能性があります。快適な生活を送る上で欠かせない掃除が苦手な場合、どうすれば良いのでしょうか?
この記事では、「掃除が苦手」という人のために、掃除嫌いを克服する方法や、掃除を楽にするコツを紹介します。
掃除が苦手なのはなぜ?嫌いになる理由
そもそも、「掃除が苦手」と自覚している人は、なぜ掃除が苦手なのでしょうか。有効な解決策を見つけるために、まずは苦手な理由から考えていきます。
どこから手をつけたらいいのかわからないから
掃除をすることにしたものの、家の中に掃除すべき場所はたくさんあります。掃除をしようと思ったら、まずは「どこを掃除するか」を決めなくてはなりません。
しかし、掃除が苦手な人の多くは、「掃除をしなきゃ」という気持ちだけが先走り、掃除する場所を絞れないことが多いのです。なんとか取り掛かっても、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと目移りし、結局どこも中途半端になることが多いでしょう。
結果として、「掃除は疲れるけどあまり成果が出ないし、時間がかかるから面倒くさい」と掃除を敬遠することになってしまいます。
とにかく掃除が面倒くさいから
掃除をするときには、汚れに応じて洗剤を使い分けたり、掃除の仕方を変えたりする必要があります。面倒くさがりの人にとって、こうした煩雑なプロセスがあるだけで掃除の負担は大きくなります。
さらに、やると決めた日に一気に済ませようとするのも、面倒くさがりの人の特徴です。1日で風呂、キッチン、リビングと掃除していけば、疲れるのは当たり前。時間も労力もかかるため、掃除が一大作業に感じられてやる気がなくなってしまうのです。
家の中に物が多いから
家の床などに本が置かれていたり、収納しきれないおもちゃや洋服が出しっぱなしになっていたりすると、掃除をする前に、まず片付けからしなくてはなりません。あふれた物の置き場を見つけるのも、不要な物を選別して捨てるのも簡単ではありませんから、本格的な掃除を始められないことが多いでしょう。
こうしたことを繰り返していると「掃除は時間がかかる」という先入観が刷り込まれ、なかなか手をつけられなくなります。
完璧にきれいにしないと気が済まないから
意外と多いのが、掃除をし始めると些細な汚れが気になり、徹底的にきれいにしたくなってしまうタイプです。掃除に没頭するあまり、ほかの家事が手につかず、夜になって料理ができていなかったり、洗濯が終わっていなかったりと慌てることもあるでしょう。
1度の掃除で消耗するエネルギーも大きいため、掃除が重労働に感じられ、「やるとなったら完璧にやるけど、なかなかやる気にならない」という状態に陥りがちです。
掃除嫌いを解決する方法
掃除に対する苦手意識を克服するには、どんなことに取り組めば良いのでしょうか。具体的な方法をご紹介していきます。
まずは捨てて、家の中の物を少なくする
家の中が乱雑な状態では、床に掃除機をかけることさえ思うようにいきません。まずは、いる物といらない物を仕分けし、いらない物を捨てることから始めましょう。「いる」と判断した物でも、使用頻度が低ければ捨てることを検討してください。目安として、1年間使用していない物は捨てるようにすると◎。
思い出の品などは、収納できる範囲で残し、入りきらない物は写真にとってデジタルで残す方法がおすすめです。頻繁に使うからと出しっぱなしにしがちなリモコンなどは定位置を決め、使用後は必ず戻すようにすると片付けやすくなりますよ。
物を少なくする断捨離については、こちらの記事もご覧ください。
断捨離したいけどできない人必見!できない理由とうまく手放すコツ
掃除を便利にするアイテムをそろえる
おもしろい掃除道具や、自分の手を使わずに掃除が進む、便利なアイテムをそろえるのもひとつの手。床の汚れが気になるけど手が回らないときは、お掃除ロボットを導入することで、負担がぐっと軽くなるかもしれません。
お掃除ロボットに床を任せて自分はほかの部分を掃除するなど、掃除を効率的にできるのも便利アイテム導入のメリットです。
家族も巻き込んで掃除する
掃除が疲れる理由のひとつに、「自分だけがやっている状態」があります。自分がせっせと掃除をしていても、家族がリビングでだらだらと過ごしていたり、掃除をするそばから汚していったりするのを見ると、イライラが募りますよね。
そんなときは、家族みんなに声をかけ、役割を割り振って掃除に巻き込みましょう。みんなで手分けをすれば早く終わる上、ストレスも軽減されて一石二鳥です。
家事の効率化については、こちらの記事もご覧ください。
家事を効率化するアイディアを紹介。掃除・洗濯・料理をラクにする方法
片付け・掃除をルーティンにする
片付けや掃除を特別なことだと思うと、取り掛かるのに時間がかかります。そこで、外から帰って手を洗ったり、食事の前にテーブルを拭いたりするのと同じように、掃除作業をルーティン化してしまいましょう。
「月曜日はキッチン、火曜日はトイレ、水曜日は…」と曜日ごとに場所を割り振ってそこだけ掃除をするようにする方法や、手を洗うついでに洗面ボウルを洗うなど、日常生活の動きと関連付けてルーティンを決める方法などがあります。
家に人を呼ぶ機会を増やす
家族だけで過ごしていると、家が多少散らかっていても「まあいいか」で済ませてしまう傾向があります。あえて人を家に呼ぶ機会を増やし、見られる意識を持つようにすると、掃除をする気になるかもしれません。
ママ友や夫の職場の同僚、昔の友人などを折にふれて招くようにすると、家をきれいに保とうという意識を維持できるでしょう。
掃除が嫌いな人に試してほしい!掃除を楽にする3つのコツ
意識を変えても、家族といっしょに取り組んでも、「やっぱり掃除は嫌い…」という方もいると思います。ここからは、掃除が嫌いな人におすすめの、楽に掃除をするコツを3つご紹介します。
1 汚れたらすぐに掃除する
汚れが溜まれば溜まるほど、掃除が大変になります。キッチンの油汚れなどはその最たるもので、こびりついた油汚れにほこりが付着し、こすっても取れずに困った経験がある人も多いでしょう。掃除の難度を下げるコツは、汚れを溜めないこと。
汚れたなと思ったらすぐに掃除をすることで、汚れの蓄積が予防でき、掃除が楽になります。水周りなどの手に取りやすい場所に常に掃除用具を置いておき、「汚れたら掃除をする」のではなく「汚れが溜まらないようにする」ことを心掛けるようにしてください。
2「ついで掃除」を心掛ける
「掃除をするぞ!」と身構えず、何かのついでに掃除をするようにすると、精神的な負担が軽くなります。下記のような場所ごとに、「ついで掃除」を試してみるのもおすすめです。
・キッチンや洗面所などの水周り
毎日、頻繁に使うキッチンや洗面所などの水周り。「顔を洗ったら拭く」「手を洗ったら拭く」「油が跳ねたら拭く」というように、使用するたびに汚れをさっと拭き取るようにしましょう。
一日の終わりに、キッチン全体の水気を大きめのシートやマイクロファイバークロスなどでしっかり拭き取るだけでも、水垢や油汚れの付着を防げます。
・お風呂
毎日湯船に入る人は、お風呂の浴槽を掃除するタイミングで、床や壁にも洗剤を吹きかけて流したり、水気を拭いたりするとカビ防止になります。入浴の際に水道の蛇口や手すりなど、身近な物を磨くのも簡単で効果的な掃除です。
・リビングや各部屋
リビングや各部屋は、丁寧に掃除ができないときも、ほこりを溜めないことだけは心掛けましょう。1日1回掃除機をかけられればいいですが、忙しくて時間がない場合は窓を開けて換気だけでもするようにしてください。階段の窓や玄関なども適宜開放して、空気が外から中へ、中から外へと通り抜けていくようにするのが換気のコツです。
目に見えるほこりは、ハンディーワイパーやほうきなどでさっと取り除くことで、汚れの吸着防止になります。
3 掃除が面倒な場所は汚れを溜めない工夫をする
普段掃除をする中で、「ここは特に面倒」「この掃除が一番苦手」と感じる箇所が見つかったら、目線を変えて、下記のような工夫をしてみましょう。
・食器かごを使わない

食器かごに食器を放置してついてしまった、受け皿やかごの目地の水垢を落とすのが大変だと感じたら、食器かごそのものを使わない方法に変えてみるのも手です。作業台に布巾を置き、洗った食器を置いて都度拭くようにすれば、食器かごを掃除する必要がなくなります。
・冷蔵庫の上には薄紙を敷いてほこりよけに
気づいたらほこりが降り積もっていることが多い冷蔵庫の上には、薄紙を敷いておけば掃除がぐっと簡単になります。ほこりが溜まった薄紙を定期的に新しい物と取り替えるだけなので、不安定な体制で掃除をする必要がありません。
・ガス台周りには油はね防止用のシートを貼る
使用頻度が高い分だけ汚れが溜まるのも早いキッチンのガス台周りには、油はねを受け止めてくれるシートを貼っておくと◎。シートが汚れたら取り替えるようにするだけで、キッチンの壁をずっときれいに保てます。
家事を楽にする対処法については、こちらの記事もご覧ください。
それでも掃除が苦手な人は、家事代行サービスへ!
掃除は、自分のタイプに合ったやり方を取り入れ、ご紹介したようなちょっとした工夫をすることで、苦手意識を減らしていけます。「これならできるかも」と思うようなアイディアがあれば、ぜひ試してみてくださいね。もし、いろいろと試しても、「やっぱり掃除は自分の性に合わない…」という方は、掃除を含めた日常の家事を代行する家事代行サービスの利用を検討してみませんか?
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