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やってもやっても家事が終わらないときに!試してほしい対処法7選

2023.04.27

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やってもやっても家事が終わらない…。家事は毎日あるものなので、終わりが見えずにうんざりすることもありますよね。そんなときに試してほしい対処法を紹介します。

やってもやっても家事が終わらないときに!試してほしい対処法7選

朝から晩まで家事をしていたのに、夜になっても終わらない。「私の要領が悪いのかな?」などと、悩んだことはありませんか?

仕事と違って、家事には定時や納期といった区切りがありません。しかも、「掃除」「洗濯」「食事の支度」といった代表的な家事の合間に、「名もなき家事」と呼ばれる小さな作業がたくさん潜んでいて、家事をする人の大切な時間を少しずつ奪っていくのです。

名もなき家事とは、例えば、洗った食器が乾いているのか確認して片付ける、掃除機をかける前に床の荷物を移動させる、畳んだ洗濯物を各自の収納スペースに入れるといった、毎日意識せずに行っている家事などのことを指します。

共働きや育児中など、限りある時間をやりくりして家事に向き合う家庭では、なかなかのんびりできずイライラしてしまうことも多いでしょう。そこで今回は、終わらない家事にうんざりしたときの対処法を7つご紹介します。

家事にかける時間、一般的にはどれくらい?

親しいママ友と「やることがいっぱいありすぎるよね」と愚痴を言い合ったり、「夫がよく家事をしてくれるから助かる」と聞いてうらやましく思ったりすることはあっても、ほかのママ友が家事にかけているリアルな時間まで知ることはなかなかできません。

一般的に、家事はどれくらいの時間がかかるものなのでしょうか。総務省が公表している「令和3年社会生活基本調査 生活時間及び生活行動に関する結果」によれば、女性の家事関連時間は7時間28分で、男性の3.9倍以上でした。

■6歳未満の子供を持つ夫・妻の家事関連時間の推移

出典:総務省「令和3年社会生活基本調査 生活時間及び生活行動に関する結果」(2022年8月)

ということは、夫が会社で8時間労働するのと、女性が家事をする時間はほぼ変わりません。単純比較はできないとはいえ、女性が家事に費やされる時間の多さを、あらためて実感する人も多いでしょう。

なお、同調査では、男性が家事・育児などにあてる時間が、過去最長の1時間54分になったことも報告されました。女性の立場からすると微々たるものかもしれませんが、少しずつ男女差が縮小傾向にあり、協力して家事をする夫婦が増えていることは確かなようです。

とはいえ、多くの家庭では、女性の家事負担が圧倒的に多いことは変わりありません。

「やってもやっても家事が終わらない」と感じる理由

冒頭で少しふれたとおり、「やってもやっても家事が終わらない」と感じることには理由があります。最善の解決策を見つけるために、まずは「なぜ終わらないと感じるのか」を知っておきましょう。

評価されにくい

洗濯をしなければ明日着ていく洋服がなく、掃除をしなければ家の居心地はあっという間に悪くなります。いってみれば、きちんとした格好で仕事に行けるのも、気持ち良く眠れるのも、家事を担う人の努力があってこそだといっても過言ではないでしょう。

しかし、家事をしても目に見える対価は得られず、作業の質や量に応じた評価もありません。なぜか「家事はやって当たり前」と思われやすく、仕事で成果を出したときのように褒められることがないのです。労働に対する正当な評価が得られない状態では、モチベーションが上がりにくいのも当然です。

やることが多すぎる

トイレットペーパーの芯を捨てる、満杯になったゴミ箱のゴミ袋を交換する、散らかった靴を並べる、裏返しになった靴下を直す…。「掃除」「洗濯」といった明確な名前がつかない名もなき家事を含めると、家事は無数に存在します。

トイレットペーパーを替えたら放置された芯が目につき、ついでに蓋の裏のほこりが気になって拭き取り、芳香剤が切れているのに気づく…。このように、次から次へと目につくので家事のゴールが見えず、心の負担が大きくなるのです。

完璧主義である

家事を担う人の性格も、「家事に際限がない」と感じさせる理由のひとつです。大雑把な人は、「ちょっとくらい汚れていてもいいや」と割り切って仕事を終えることができますが、完璧主義の人は徹底的にやり込むため、自分でゴールを遠ざけて疲れきってしまいます。

夫婦で分担することによって、小さなアラが許せなくなる

負担を減らすために家事を分担したはずなのに、分担する前より負担感が大きい場合、やるべき家事が減ったことで、1つの家事のアラが見えやすくなっているのかもしれません。時間ができた分、これまでは許せていた雑なやり方が気になり、完璧にするためにかえって時間を費やす、負のスパイラルに陥っている可能性があります。

家事が終わらない!うんざりしたときの対処法

「家事が終わらない!」とイライラすると、毎日のことなのでつらいですよね。そんなときに試してほしい、具体的な対処法を7つご紹介します。

1.毎日やらなくても良い家事を作る

「朝洗濯機を回し、家中の掃除をして買い物に行く」といったように、毎日の家事のルーティンを決めている人は多いでしょう。家事がつらいと思ったら、こうしたルーティンを一度見直すことが大切です。平日はリビングの床掃除だけにする、着る物があるなら洗濯は休みの日にまとめてやるなど、自分を縛っていたルールをなくすだけで、気持ちがぐっと楽になるかもしれません。

少しのほこりには目をつぶって、気持ちの余裕を優先しましょう!

2.料理の手を抜く

単に「料理をする」というと、調理工程だけが思い浮かぶせいか、栄養バランスを考えて献立を組み立てる、下ごしらえをする、調理後に片付けをするといった、付随する作業は見落とされがちです。しかし、こうした作業をすべて含めると、料理にはかなりの手間と時間が費やされています。

そこで、思い切って、料理をしない日を作りましょう。家族の健康を考えて手作りにこだわるのは良いことですが、作り手の心身が疲弊するまでがんばる必要はありません。1ヵ月に数回ならと割り切って、第三者の手を借りてみてください。すぐに食べられるお弁当やお惣菜を買って帰ったり、テイクアウトや宅配を頼んだりするだけで、今まで料理にかけていた時間を丸々ほかのことに使えます。

レトルトのカレーやシチューなどを常備しておき、家族に自分で調理してもらってもいいですね。

3.一つひとつの家事の手を抜く

真面目でがんばり屋の人ほど、家事に疲れてしまいがちです。家事は、やり込めばやり込むほど終わりが見えなくなるもの。完璧を求めすぎるのはやめて、手を抜くところは抜きましょう。

主食は作って副菜はお惣菜にする、洗濯物を取り込んでたたむ気力がなければ明日に回すなど、それぞれの家事で少しずつ作業を減らすようにすると、少し楽になるはずです。

4.自分なりのゴールを決める

終わりが見えないなら、自分でゴールを作ってしまいましょう。一つひとつの家事に取り組む前に、「今日はどこまでやれば合格ラインか」を考えます。例えば、「晩御飯の準備をすること」を合格ラインにしたら、そこで1日の家事は終わり。食器洗いも洗濯も、晩御飯後に目についた家事は、明日に回すようにしてください。

すると、自分で決めたゴールまでたどり着いたことに対する達成感が得られ、気持ちがすっきりします。ゴールが見えているので、そこまでがんばろうというモチベーションにもつながるはずです。

5.ご褒美を作る

仕事で成果を出せば昇進やボーナスといった褒賞を得ることができますが、家事にはそれがありません。そこで、自分なりの合格ラインをクリアしたときのご褒美を設定しましょう。好物を食べる、趣味に没頭する日を作る、映画を見に行くなど、小さなご褒美をたくさん作ることで、楽しみながら家事をすることができます。

「誰もほめてくれないなら、自分で自分をほめよう!」と気持ちを切り替えて、上手に気分転換をしてください。

6.一切家事をやらない日を作る

家事の量を減らしても分担をしても、「やっぱり毎日終わりのない家事に振り回されている気がする…」。そんなときは、すべての家事を手放す日を作って、思い切りリフレッシュしましょう。1日や2日家事をしなくても、生活は回ります。一度すべてを手放せば、いらない家事も見えてくるかもしれません。

疲労やストレスはパフォーマンスを落とし、より家事の負担感を増す原因にもなります。限界が来る前に、自分のキャパシティを考え、家族とよく相談しましょう。

7.時間をお金で買う

自分の工夫や努力で家事負担を乗り越えるだけでなく、お金を賢く使って、自分から家事を切り離すことも有効です。

例えば、便利な家電の導入です。食洗器を活用すれば、晩ご飯の後に食器をセットするだけで面倒な皿洗いから解放されます。ロボット掃除機に掃除を任せ、その間に食事の支度をすれば効率が上がり、自由時間も増えるでしょう。

ただし、時短を叶えてくれる家電製品ですが、深く検討せずに購入するのは考えものです。人によっては、家電任せにできなくて結局自分でやってしまったり、不備が目について二度手間になったりして、結局使わずに放置してしまうことがあります。安い買い物ではありませんから、自分に合うかどうかをじっくり考えて選択することが大切です。

家電任せにするのが心配な人は、家事代行サービスの利用も検討してみてください。家事代行サービスは、家事のプロフェッショナルが自宅を訪れ、要望に応じて家事を代行してくれるサービスです。人の目と手ならではの行き届いたサービスが受けられるので、高い品質の家事を望んでいる人でも満足できるはずです。

終わらない家事に疲れる前に、上手に息抜きを!

「家事が終わらなくてつらい」と感じるのは、疲れ始めた体と心からのサインかもしれません。人と比較せず、自分ができる範囲で取り組むこと、無理をしないことを心掛けてください。もちろん、家事の合間の気分転換も大切にしましょう。

家事代行の「SUNNY MAID SERVICE(サニーメイドサービス)」なら、1回1時間からのスポット利用も可能です。1時間のご褒美タイムを堪能しているあいだに気になる家事を済ませ、明日からの家事に向けてモチベーションを上げていきましょう!

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