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家事ができない人の特徴は?試してほしい自分を変える4つの対策

2023.08.31

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家事ができない人の特徴は?試してほしい自分を変える4つの対策

仕事や育児に追われて時間がなかったり、そもそも洗濯や掃除が嫌いだったりして、「家事ができない」と悩んでいませんか?

「こんなに家事ができないのは私だけかも?」と不安になるかもしれませんが、そんなことはありません。

「疲れていて家事まで手が回らない」「やってはいるけど適当で罪悪感がある」という人は、意外と多いものです。

とはいえ、家事ができないまま放っておくと、デメリットも出てきます。そこでこの記事では、家事ができない人の特徴や家事をしないデメリットのほか、試してほしい4つの解決策をご紹介します。

家事ができない人の特徴

疲れているときや体調が悪いときは、家事ができなくて当然です。自分を責めずに、まずはゆっくり休むことを優先してください。

しかし、毎日のように家事ができない人は、解決策を考えるために原因を探ってみたほうが良いといえます。いつも家事ができない人には、どのような特徴があるのでしょうか。

何から手をつけたらいいのかわからない

一人暮らしをしたことがない人や実家で家族に家事をしてもらっていた人など、そもそも家事をした経験が少ない人は、「家事をする」といわれても、なかなかイメージしにくいものです。何からどのように始めれば良いかわからず、戸惑ってしまうのではないでしょうか。

だからといって、家事を細かく突き詰めていくとタスクが多くなりすぎて、慣れないうちはとても対応しきれません。結果として、家事に何も手をつけられないまま時間が過ぎてしまうことになります。

完璧な状態を目指しすぎている

「家事の時間が足りない」「家事の要領が悪い」と感じている人の多くは、実は完璧に家事をしようと考えすぎているだけかもしれません。

特に、「親が家事を一切おろそかにせず、いつも家をピカピカにしてくれていた」「親も働いていたけど、洗濯物が溜まっていることはなかった」といったように、家事を完璧にこなす親の姿を見て育ってきた人は、できない自分を許せない傾向があるようです。

しかし、家事の得意・不得意には個人差があり、親ができたからといって、その子供もできるとは限りません。むしろ、どんなに家事が得意な人でも、毎日すべての家事を完璧にこなすのは難しいといえます。

「休まず掃除をしなければならない」「洗った服には全部アイロンをかけなければならない」といった思い込みを捨て、自分なりに家事にベストを尽くすことを心掛けましょう。親や周囲の人と、自分を比較しないことが大切です。

そもそも家事が嫌い

誰でもできるような家事をすることに価値を感じられず、そもそも家事が嫌いだという人は多くいます。ほとんどの家事は、使ったものを元に戻す、汚れた場所を元通りきれいにするといった作業の繰り返しなので、誰でもできて当たり前と思われがちです。仕事のように結果を出すまでのプロセスを見て評価してくれる人もいませんし、がんばりに応じた報酬もありません。

また、最初は家事が嫌いではなくても、努力を認めてもらえないこと、「やって当たり前」と思われていることに対して不満が募り、次第に家事をすること自体が嫌いになってしまう人もいます。

掃除ができない理由ついては、こちらの記事もご覧ください。

掃除ができないのはなぜ?きれいにできる6つのポイントを紹介

家事ができないとどんなデメリットがある?

家事ができない日が長く続くと、さまざまなデメリットが生まれます。続いては、家事ができないことで起こりがちな問題をご紹介します。

家事が溜まってしまって、さらに大変になる

家事が溜まれば溜まるほど、一度の家事に対してよりたくさんの気力・体力が必要になり、負担が大きくなります。

例えば、やる気が出ないからと家事を放置していると、ほかに分担できる家族がいる場合は別として、少しずつ家事が溜まっていきます。その日のうちに洗濯すれば1日分で済んだ洗濯物は倍になり、さっとフローリングワイパーで取れたはずのほこりは雑巾でなければ取り除けない汚れになることも。

家事をやらないことで次にやるべき家事が増え、余計にやる気がなくなるという悪循環に陥ってしまうでしょう。

健康を害する可能性も

家事をしないと、不潔な環境になったり栄養が偏ったりして、健康を害するおそれがあります。

長期にわたって掃除や洗濯をしないまま放置していると、室内にはほこりが溜まり、洗濯物にはカビが生えたり汚れが落ちにくくなったりして、衛生面が損なわれていくでしょう。そんな不潔な環境に長くいると、健康を害する可能性があります。料理をせず好きなものばかり食べていると栄養が偏り、生活習慣病などのリスクが高まるはずです。

また、家事には意外と大きな運動効果があります。「洗濯物をベランダに運ぶときに少し早歩きを意識する」「歩いて買い物に行く」「窓拭きや庭の草むしりで立ったり座ったりする」といった動きは、思いのほか筋肉を使っています。

仕事や家事以外に運動をする時間を取っていない人、または取れない人は、家事をしないことでそうした運動をする時間がさらに減ってしまうことになるのです。

お金や時間が余計にかかる

家事ができないことによって、貴重な時間とお金を無駄に費やすことになってしまいます。

例えば、洗濯しないまま汚れた服を放置していると、においや汚れが染みついて取れにくくなり、買い替えの頻度が上がります。同様に、掃除をさぼり続けた部屋も汚れが溜まり、掃除に必要以上のパワーをかけなくてはならなくなるのです。

家事ができるようになる4つの解決策

「家事ができない」と思っている人、または「家事ができない」と言われたことがある人に、試してほしい解決策を4つご紹介します。いくつか試してみて、自分に合う方法を見つけてください。

1 やるべき家事をリストアップし、1週間のサイクルを決める

家事ができない人のうち、「家事をしようと思っても、何から始めればいいかわからない」「家事の経験が少なくて、やるべきことに気づけない」といった人におすすめなのが、家事のリストアップとサイクルの固定です。

仕事でタスクやスケジュールを管理するときのように、家事をタスクとしてすべて洗い出します。家事経験が少ない人は、親や信頼できる友人などに頼んで、日常的にやるべき家事を教えてもらってください。

まずは、「ゴミ出し」「掃除」「洗濯」など、やるべき家事をリストアップしてください。ここからさらに、エリアや曜日、種類などを軸に、作業内容を細かくタスク化します。

<家事をタスク化した例>

・ゴミ出し:燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミ

・掃除:リビング、ダイニング、トイレ、お風呂、寝室、ベランダ

・洗濯:日々の下着や洋服、タオル、大型のシーツ類・枕カバー

・アイロン掛け:シャツ、ハンカチ

・食事づくり:買い物、調理

すると、捨てるゴミの種類で曜日が決まっている「ゴミ出し」は、各曜日に割り振ることができます。

続いて、家族が過ごす時間の長さによって汚れ方が異なる「掃除」も、頻度が少なめで良い寝室は週に2回、ベランダは月に1回というように回数を決めることができ、自分の都合の良い曜日に割り当てられるでしょう。

買い物や日々の洗濯など、毎日ほぼ同じ時間帯に行っているタスクは時間も固定します。

だいたいの割り振りが決まったら、曜日と時間帯を区切った簡単な表を作って書き入れます。これで、1日にやるべき家事と、1週間や1ヵ月といった期間の中でやるべき家事が明確化され、動きやすくなるはずです。

2 掃除を細分化し、ついで掃除を心掛ける

家事の中でも掃除というと、漠然として幅が広く、なかなかやる気が起きません。まずは、掃除をできる限り細分化してみましょう。「ながら」「ついで」にこなせそうな掃除が見えてきます。

<掃除を細分化した例>

・浴室全体に熱湯をかけて水気を拭き取る

・洗面台の水回り周辺を拭く

・キッチンの三角コーナーのごみを取り除く

・トイレの便座を拭く

・玄関のたたきをほうきで掃く

・テレビ台のほこり取り

例えば、お風呂掃除なら、お風呂から出るときに浴室全体に熱湯をかけて水気を拭き取っておくだけで、カビの予防になります。お風呂に入ったついでに床や天井のカビ防止を済ませれば、あらためて掃除に取り組む時間を取らずに済むはすです。

同様に、朝の洗顔や夜の歯磨きの前など、洗面台を使うタイミングでさっと周囲を磨いておけば、洗面台の掃除も完了です。その場所を通るタイミング、使うタイミングで掃除を済ませられるよう、掃除が必要な場所に掃除グッズを置いておくことをおすすめします。

3 求める家事のハードルを下げる

自分に完璧な家事を求めてしまう人は、完璧のレベルを下げることから始めてみてください。完璧を目指すから時間がかかり、時間がかかるから家事ができないという、負のループから抜け出すことが大切です。

これまで「すべての部屋の掃除を、ほこりひとつない状態に仕上げたら掃除は終わり」と考えていたなら、「一日のうち、どこか1部屋をきれいにできたら良い」という程度まで、一気にハードルを下げてみましょう。

さらに、下げた目標をクリアできたら、「完璧だった」と自分を褒めるようにします。すると、高い目標に届かないくやしさではなく、身の丈に合った目標を着実に達成している自分を誇れるようになるはずです。

4 ほかの人の手も借りて家事をする

家事は、決して一人でやらなければならないものではありません。家族や家事代行サービスなど、ほかの人の手を借りることも方法として挙げられます。

「家事ができない」と悩む人の中には、一人で抱え込みすぎている人も多数見られます。仕事や育児などと両立しながら、すべての家事を一人でこなすのは難しいもの。家事が得意な人でも、放棄したくなることがあるでしょう。

いっしょに暮らす家族がいるなら、家族に分担してほしいと伝えてみてください。一人暮らしの人や、同居する家族も同じように忙しく手が回らない場合には、家事代行サービスに依頼してみるのも手です。

家事代行サービスは、掃除、洗濯など、毎日の一般的な家事を代行するサービスです。普段の家事を代行サービスに任せることで、余裕を持ってほかの家事に取り組めるはずです。

家事を楽にする方法については、こちらの記事もご覧ください。

家事を楽にする方法とは?つらい家事から抜ける3つのアイディア

掃除頻度の目安やポイントについては、こちらの記事もご覧ください。

掃除頻度の正解は?生活スタイル・場所別に目安やポイントを紹介

家事ができない人も大丈夫!自分なりの解決策で「できる人」になろう

家事ができないと悩んでいるのは、決して自分だけではありません。家事代行サービスが人気であることからも、多くの人が「家事まで手が回らないので助けてほしい」「家事を手放したい」と思っているかがわかります。

家事ができないと思ったらそのままにせず、ご紹介した4つの解決策を試してみてください。ただ、苦手な家事があったり自分では家事をする時間が作れなかったりする人は、家事代行サービスの利用を検討してみることをおすすめします。

家事代行の「SUNNY MAID SERVICE」では、お手軽な料金で初めての利用に最適な「お試しプラン」をご提供しています。自力で解決できないときは便利なサービスに頼って、「家事ができる人」を目指しましょう。

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