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トイレの壁も掃除すべき?汚れや悪臭への簡単な対処方法を紹介

2024.04.26

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トイレの壁まで掃除をしている人は少ないのではないでしょうか?実は、トイレの壁は意外と汚れているものです。トイレの壁が汚れる原因や掃除手順、ポイントについて紹介します。

トイレの壁も掃除すべき?汚れや悪臭への簡単な対処方法を紹介

定期的に掃除しているはずなのに、「なんかトイレがくさい…」と感じることがあるかもしれません。そのようなときは、トイレの壁の汚れが原因である可能性があります。

普段、トイレの便器や床などは掃除していても、なかなか壁まで掃除する人は少ないのではないでしょうか。実は、トイレの壁にはさまざまな汚れが付着しているため、放置すると悪臭の原因になりかねません。

そこで今回は、トイレの壁が汚れる原因や掃除のポイントのほか、汚れを防ぐ方法などもご紹介します。

トイレの壁が汚れる原因

トイレの壁は、なぜ汚れてしまうのでしょうか。トイレの壁が汚れる原因は、主に次のようなものが考えられます。

尿はねによる黄ばみ

トイレの壁に黄ばみがある場合、最も考えられる理由は「尿はね」です。実は、便器の蓋を閉めずに水を流したり、男性が立って用を足したりする場合、壁まで尿がはねてしまうのです。

尿が付着した壁をそのままにすると黄ばみとして残り、時間が経つにつれて雑菌が繁殖し、トイレ特有のアンモニア臭が漂ってしまうでしょう。

湿気によるカビの黒ずみ

トイレの中は、水を流したり手を洗ったりするため、水が飛び散りやすい場所です。トイレは通気性も悪く、トイレの壁は湿気によるカビの黒ずみが発生しやすい場所でもあります。

また、トイレットペーパーから出る細かい繊維などからほこりも溜まりやすく、カビのエサとなり繁殖しやすいという要因もそろっています。

手垢や皮脂による黒ずみ

手垢や皮脂による黒ずみも、トイレの壁に付着しやすい汚れです。これは、毎日トイレを使用する際に壁にふれることで、自然と発生します。

手垢や皮脂は時間とともに壁に蓄積し、見た目にも不快な黒ずみとなってしまうでしょう。

トイレの壁の掃除には何が必要?

トイレの壁の掃除には、下記のようなものが必要です。用途に合わせて使用することで、効率的に汚れを取り除きやすくなるはずですよ。

<トイレの壁の掃除で必要なもの>

・ゴム手袋:手を保護して衛生的に作業を行うため、必ず着用するようにしましょう

・トイレ用掃除シート:ほこりや軽い汚れなら十分取ることができます

・やわらかい布またはスポンジ:壁を傷つけずに汚れを拭き取ることができます

・雑巾:水拭き・乾拭きする際に使用するほか、洗剤を拭き取る際にも使うため、何枚か用意しておきましょう

・サッシ用ブラシ:細かい箇所の汚れを落としやすくなります

・バケツ:洗剤を溶かしたり、掃除用具をすすいだりする際に必要です

・クエン酸スプレー:アルカリ性である尿の汚れを落とすには、スプレーボトルに水200mlに対してクエン酸小さじ1杯を入れたクエン酸スプレーが有効です

・セスキ炭酸ソーダ:手垢や皮脂汚れといった酸性の汚れには、アルカリ性を持つセスキ炭酸ソーダを使用します

・除菌アルコールスプレーか塩素系漂白剤:カビの黒ずみには、除菌アルコールスプレーか塩素系漂白剤をスプレーして除去しましょう

トイレの壁の掃除手順とポイント

トイレの壁の掃除は、見た目の清潔さを保つだけでなく、衛生的な環境を維持するためにも重要です。下記の手順とポイントを参考にして、トイレの壁を清潔にするようにしましょう。

1. トイレの壁全体を掃除用シートで拭く

トイレの壁は、上から下へトイレ用掃除シートを使って拭いていきます。トイレの壁は、下のほうが尿はねといった汚れが付着しやすいため、上から拭くことで汚れを広げずに落としやすくなります。

2. 壁にクエン酸スプレーを吹きかけ、汚れをこすり落とす

尿はねで壁が黄ばんでいる部分に、クエン酸スプレーを吹きかけます。汚れがひどい箇所には、重点的にスプレーするようにしてください。スプレーしてから少し置いた後、やわらかい布かスポンジで壁を優しくこすります。その後は、水拭きと乾拭きを行います。

3. 皮脂汚れの黒ずみにはセスキ炭酸ソーダスプレーを吹きかける

皮脂による黒ずみは、セスキ炭酸ソーダスプレーで対応します。これも同様に、スプレー後はやわらかい布かスポンジで汚れをこすった後、水拭きと乾拭きで仕上げます。

4. 壁のカビの黒ずみは、除菌アルコールスプレーや塩素系漂白剤をスプレー後に拭き取る

壁のカビは健康にも悪影響を及ぼすため、除菌アルコールスプレー、もしくは塩素系漂白剤をスプレーした後、少し置いてからで雑巾で拭き取ります。その後、雑巾で水拭きし、しっかり乾拭きしてください。カビの元となる水気を残さないようにしましょう。

5. 壁と床のあいだを拭く

巾木(はばき)と呼ばれる壁と床のあいだの部分は汚れが溜まりやすいため、特に注意して掃除しましょう。汚れが落ちにくい場合には、サッシ用ブラシなどの細かいブラシを使うと隅々まできれいになります。

トイレ掃除の頻度や手順については、こちらの記事もご覧ください。

トイレ掃除の最適な頻度は?頻度別に掃除のやり方を紹介

トイレの壁の掃除をするときの注意点

トイレの壁を掃除する際には、注意しなければならない点もあります。下記のような点に気をつけて、掃除を進めるようにしてください。

あらかじめ壁の素材を確認し、掃除する際に傷めないようにする

トイレの壁の素材によって掃除に使用できる洗剤や道具が異なるため、必ず事前に確認するようにしましょう。

例えば、塗装された壁や壁紙の場合には、刺激の強い洗剤や硬めのスポンジを使用すると傷つける可能性があるため、なるべく刺激の少ない洗剤とやわらかい布で掃除するようにしてください。

複数の洗剤を使って掃除する際は、洗剤同士が混ざらないようにする

トイレの壁の掃除に複数の洗剤を使用する際は、異なる洗剤を混ぜることは絶対に避けるようにしてください。

化学反応により、有害なガスが発生する可能性があります。また、予期せぬ反応で壁を傷めることもあります。

異なる洗剤を使用する場合には、1つの洗剤を完全に拭き取ってから次の洗剤を使用しましょう。

また、掃除前に窓を開けたり換気扇を回したりして、換気をしながらトイレの掃除に取りかかるようにしましょう。

トイレの壁の汚れを防ぐ対策

トイレの壁が黄ばんだり黒ずんだりすると、家自体の劣化にもつながってしまうため、なるべく汚さないようにしたいものです。トイレの壁の汚れを防ぐには、下記のような方法を試してみましょう。

こまめに掃除する

トイレの便器や床だけでなく、壁も定期的に掃除することで、汚れが蓄積するのを防ぐことができます。トイレの壁にも汚れは付着しているため、週に1度は掃除をするようにしましょう。

蓋を閉めて流す

トイレの水を流す際に蓋を閉めることで、細菌や汚れが空中に飛散するのを防ぎます。また、男性に座って用を足してもらうことも、尿はねの防止につながります。トイレの壁に汚れが付着していても気づきにくいため、できるだけ汚さないようにすることが重要です。

よく換気する

悪臭を排除するだけでなく、カビの発生を防ぐためにも、トイレは換気するようにします。換気扇を利用するか、窓を開けて空気を循環させることで、トイレの中の湿気やにおいを外に排出しましょう。

悪臭を防ぐためにも、トイレは壁も忘れずに掃除しよう

トイレの壁の掃除は見落としがちですが、汚れが悪臭の原因にもなるため、忘れずに行いたい箇所です。トイレの壁には、尿はねやカビ、手垢などのさまざまな汚れが付着しやすいため、定期的な掃除が欠かせません。

忙しくて自分でなかなか掃除をする時間がない場合や、トイレ以外にも汚れが溜まりやすい水回りをしっかりきれいにしてほしい場合には、家事代行サービスへの定期的な依頼がおすすめ。家事代行の「サニーメイドサービス」なら、スタッフが2人1組で伺い、1回1時間からのご利用が可能です。2人で行うスピーディーで効率的な家事サービスをご利用することで、掃除が面倒な水回りを隅々まできれいにリセットしませんか?

いつも使う場所をきれいにすることは、生活の質を上げるためにも重要です。トイレを壁まで掃除することで嫌な汚れや気になるにおいもなくなり、毎日心地良く過ごせるようになるでしょう。

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