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シールはがしの代用品6選!ベタベタ跡が残った際の対処法も紹介
2024.05.28
シールやラベルをうまくはがせなくて悩んでいませんか?実は、専用のシールはがしがなくても日用品で代用可能です。ベタベタした跡が残ったときの対処法も紹介します。
目次
シールはがしの代用品6選!ベタベタ跡が残った際の対処法も紹介
小さい子供が思わぬところにシールを貼ってしまったり、新しい食器にラベルがべったりと貼られていたり…。無理矢理はがそうとしてもなかなかはがれず、表面の紙の部分だけはがれて、粘着部分だけベタベタした跡として残ってしまったりすることはありませんか?
そんなとき、きれいにはがせるアイテムが「シールはがし」です。シールはがしは、接着されたシールやラベル、ステッカーをきれいに取り除くことのできる製品です。接着したシールの上からシールはがしの成分を浸透させ、粘着力を弱めることできれいにはがせます。ただ、なかなか持っているという人は少ないのではないでしょうか。
この記事では、シールはがしの代用品となる身の回りにある日用品やそれを使う際の注意点、シールがはがれずベタベタした跡が残ってしまったときの対処法などをご紹介します。きれいにシールをはがす方法を習得して、なかなかはがれないイライラを解消してくださいね。
シールはがしの代用品6選
シールはがしがあれば時間をかけずにきれいにシールやラベルを取り除けますが、「急いでシールをはがしたい」「ラベル1つのためにわざわざ買いたくない」という人も多いでしょう。
そこで、家庭にある日用品の中から、シールはがしとして代用できる物とはがし方をご紹介していきます。刺激が強い成分でできているものもあるので、肌荒れしやすい人は念のため、ゴム手袋を着用してから使用することをおすすめします。
<シールはがしの代用品6選>
1 ドライヤー
2 マ二キュアの除光液
3 台所用洗剤
4 お酢
5 ハンドクリーム
6 セスキ炭酸ソーダ
1 ドライヤー
熱に弱いシールの接着剤をドライヤーで温めてやわらかくすることで、簡単にはがすことができます。
ドライヤーで接着部分に弱めの温風を約30秒から1分間あて、その後すぐにゆっくりとシールをはがします。シールの端を少しめくって接着部分に温風を当てやすくすると、より効果的です。
ただし、プラスチックや耐熱性でないガラスは熱で変形してしまう可能性があるため、長時間温風をあてることは避けるようにしましょう。
2 マニキュアの除光液
除光液に含まれるアセトンという成分は強力な溶解力を持ち、シールの粘着剤を取り除くのに有効です。
除光液をシールに塗り、乾燥しないように上からラップで覆って10~20分置いた後、シールをはがします。除光液が浸透しやすい紙素材のシールをはがす際の使用に向いています。
3 台所用洗剤
台所用洗剤に配合されている界面活性剤は、シールの粘着部分を溶かす効果があります。
適量の台所用洗剤をシールに直接塗布し、ラップをかけて10~20分間置きます。ラップを取ってシールがやわらかくなっていたら、そっとはがしてください。もしやわらかくなっていなければ、もう少し置いてからはがしましょう。水分がついてしまうため、ガラスや陶器、プラスチックなどの素材への使用がおすすめです。
4 お酢
お酢に含まれる「酢酸」の作用で粘着部分を溶かすことで、シールをうまくはがせます。粘着部分の上からお酢をかけ、ラップをして10~20分置いた後、シールをはがします。難点は、お酢を使うと、お酢のにおいが残ってしまう場合があることです。アルカリ性の重曹などを上からかけると、酸性の酢の成分が中和されてにおいがなくなるでしょう。
また、金属に使用するとさびてしまう原因になりかねないため、避けてください。お酢は木製素材の手入れに使用されることも多いため、木製素材への使用に向いています。
5 ハンドクリーム
ハンドクリームに含まれる油分は、シールの粘着性を弱める効果が期待できます。特に、油分が多いワセリンなどが含まれたハンドクリームがシールの除去にはおすすめです。
シールの上にハンドクリームをたっぷり塗り、10分程放置した後、ゆっくりはがします。ウレタンやペンキで塗装された木材はお酢を使うと塗装がはげる可能性があるため、シールはがしの代用品にはハンドクリームを使用しましょう。
6 セスキ炭酸ソーダ
シールの粘着剤に含まれる酸性のベタつきをアルカリ性のセスキ炭酸ソーダが中和させるため、はがれやすくなります。
セスキ炭酸ソーダ水を自作する場合は、スプレーボトルの中に、100ccの水に対して1gのセスキ炭酸ソーダを入れて、よく混ぜ合わせたら出来上がりです。
使い方は、セスキ炭酸ソーダ水をシールにスプレーし、上からラップで覆います。10分程置いた後、シールをはがしましょう。
シールはがしの代用品を使う際の注意点
シールはがしの代用品を使用する際には、いくつかの注意点があります。下記のような点に気をつけましょう。
貼られた素材を確認してから使用する
代用品を使用する前に、シールやラベルが貼られている素材に適しているかを確認することが重要です。
例えば、木材や紙製品は、水や油を含む代用品を使用すると染みたり傷んでしまったりすることがあります。また、代用品にお酢を使用すると、製品の塗装がはげてしまったり、金属製品はさびてしまったりする可能性もあります。
もし代用品の使用に適した素材なのかわからないときには、初めから全体に塗ったりせずに、製品の端に少し振りかけて試しながら使用するようにしましょう。
換気してから使用する
化学溶剤を含むマニキュアの除光液といった代用品を使用する場合には、室内の換気を良くすることが重要です。化学物質による悪影響や強いにおいが原因で気分が悪くなるおそれがあります。使用する前に窓を開けて十分換気してから、安全に作業を進めましょう。
シールをはがし終えたらしっかり拭き取る
シールをはがした後には、まだ粘着剤が残っている場合も多いでしょう。放置すると、ほこりや汚れが付着しやすくなり、見た目も悪くなってしまいます。
代用品でシールをはがした後はしっかり拭き取り、表面を清潔に保つことが大切です。
シールの状態が劣化している場合はシールはがしの利用も検討する
古いシールや日光に長時間さらされて劣化したシールは、はがすのが難しいことがあります。
このような場合、シールを温めると粘着力を弱くできますが、無理にはがそうとすると貼られている素材を傷める可能性があります。代用品を使ってみてもはがしにくい場合には、専門のシールはがしといった製品を検討してみましょう。
ベタベタする粘着部分が残った際の対処法
シールがうまくはがれずに表面の紙の部分のみはがれ、ベタベタした粘着部分のみ残ってしまう場合もあります。そんなときは、粘着部分を効果的に取り除ける、下記のような方法を試してみてください。
ガムテープやセロハンテープを押し付けてはがす
ガムテープやセロハンテープを、粘着部分が残っている場所に押し付けてはがす作業を繰り返すことで、次第に粘着剤の力が弱まります。粘着部分が小さいときはセロテープ、大きいときはガムテープを使用するといいでしょう。
なお、塗装もいっしょにはがしてしまう可能性があるため、粘着剤が付着している製品の素材をよく確認してください。
消しゴムでこする
消しゴムを使用して、粘着跡が残っている部分をこすることもひとつの方法です。消しゴムの摩擦が粘着物質を削り、ポロポロと汚れが消しゴムカスとして取れていくでしょう。
特に、細かい跡や小さな範囲に対して効果的で、紙や木材の表面での使用に適しています。ただし、摩擦力が強いので、塗装などがはげてしまう点に注意してください。
メラミンスポンジでこする
メラミンスポンジは、その微細な研磨作用により、表面から粘着物質を取り除くのに有効です。水を少し含ませたメラミンスポンジで慎重にこすり、粘着跡を除去します。
この方法は、硬い素材やプラスチック、ガラスなどの素材に使用するのがおすすめで、漆器・フローリング・木製家具・アクリル板などに使用すると、表面が傷ついてしまう可能性があります。
シールはがしは身の回りのある日用品でも代用できる!
きれいな家でも壁や家具にシールのベタついたはがし跡が残っていると、家全体の印象が悪くなってしまいかねません。そんな事態を避けるためにも、シールをはがす場合はきれいにはがすように気をつけてください。
もし、専用のシールはがしがない場合は、身の回りにある日用品でも代用が可能です。シールを貼ったままだったり、汚れがついたまま放置しておいたりすると余計に汚れが落ちにくくなりますので、身近にある代用品を使って気軽にシールはがしにチャレンジしてみませんか?
また、おうち全体をきれいにしたい場合には、家事代行サービスへのご依頼もおすすめです。
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