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冷蔵庫の汚れを撃退!手間なくピカピカにする方法
2024.10.31
冷蔵庫の汚れを手間なくスッキリ落とす方法をご紹介します。食品や調味料のこぼれ、カビ等の原因を徹底的に撃退し、冷蔵庫内を衛生的で安心な環境へ導きましょう。
冷蔵庫掃除は必要?
日々使う冷蔵庫は、食品の保存場所として、常に衛生的な環境を保っていたいですよね。しかし、冷蔵庫内は調味料や魚のドリップ、野菜の泥などで頻繁に汚れやすく、汚れを放置すると雑菌やカビが繁殖し、悪臭や食品への悪影響を引き起こしかねません。これらの状況を防ぐためにも、定期的な冷蔵庫掃除は欠かせません。
冷蔵庫掃除の方法には、「ついでおそうじ」「ふだんのおそうじ」「念入りおそうじ」の3つの方法があります。ついでおそうじは、食材を一時的に日持ちの良いものを一つに集め、汚れた箇所を拭く簡単な方法です。ふだんのおそうじは、冷蔵庫内の食材をすべて取り出し、除菌シートを使用して内部を拭く方法です。そして、念入りおそうじは約3ヶ月に1回行う方法で、取り外し可能な部品を全て洗浄するという徹底的な掃除です。これらの方法を組み合わせて、冷蔵庫を常に清潔な状態に保ちましょう。
冷蔵庫掃除の必要性を理解し、適切なタイミングと方法で掃除を行うことが、健康的な暮らしの鍵となります。今回は、冷蔵庫の定期的なお掃除の方法や、「念入りお掃除」の方法を詳しくご紹介していきます。。
冷蔵庫掃除の事前準備
必要な掃除用具を揃える
冷蔵庫の掃除を始める前に、まずは必要な掃除用具を揃えることが重要です。必要な道具を揃え、掃除を効率的に行うことで短時間での掃除が可能になり、結果食品の鮮度を保つことにもつながります。具体的には、以下の道具を用意するのがいいでしょう。
<必要な掃除道具>
・スプレーボトル
・マイクロファイバークロス
・アルコール除菌剤
・ハンディモップ
・取り外しが可能な掃除機(ハンディタイプ)
適切な用具を使用することで、冷蔵庫の掃除を効率的に行うことができ、細かな汚れや雑菌もしっかり取り除けます。
冷蔵庫の電源を切る
掃除を始める前に、冷蔵庫の電源を切ることも忘れずに行いましょう。電源を切ることで、食品の冷却が止まり余計な電力消費を防ぐだけでなく、安全に掃除を行うことができます。また、冷蔵庫内の温度が上がることで、油分が溶けやすくなり、汚れを効率的に落とせるという利点もあります。
食材の一時保管場所を確保する
冷蔵庫掃除をする際は、冷蔵庫内の食品を一時的に保管する場所を確保しておくことが必要です。クーラーボックスや保冷剤等を利用して、一時的に食材を保管しましょう。特に、生鮮食品については取り扱いに注意が必要です。冷蔵庫掃除をする前に、食品を分別し、適切な処理をしておくことで、食品が傷むことを防げます。
掃除の基本手順
①取り外せるパーツを取り外す
冷蔵庫掃除を始める際は、まず取り外せるパーツを全て取り外します。棚や引き出し、ドアポケットなどの部品は、別々に洗って乾燥させることで効果的に掃除することができます。この手順を行うことで、隠れた汚れやカビの発生を防ぐことができます。
②庫内の拭き掃除を行う
取り外せるパーツを外した後は、冷蔵庫内部の拭き掃除を行います。アルコール除菌剤をスプレーボトルに入れ、マイクロファイバークロスやハンディモップを使って、丁寧に拭き取りましょう。特に調味料のこぼれや野菜の泥、肉や魚のドリップがたまりやすい場所は念入りに掃除することが重要です。冷蔵庫内の衛生状態を保つためには、この基本の拭き掃除が非常に大切です。
汚れ別の掃除方法
油汚れの落とし方
冷蔵庫内に発生する油汚れは、調味料や食品から漏れた油が原因です。油汚れは放置すると固まり、除去が難しくなります。そのため、早めの対処が肝心です。まず、冷蔵庫の掃除を行う前に電源を切り、食品を取り出しましょう。そして、スプレーボトルに中性洗剤を薄めた水を用意し、油汚れがある箇所にスプレーします。数分間放置した後、マイクロファイバークロスで軽く拭き取ります。頑固な汚れには、もう一度スプレーして擦るように拭き取ると効果的です。
カビの除去方法
冷蔵庫内は低温ですが、湿度が高くなることがあり、カビが発生することがあります。カビが見つかった場合、まずは手袋を着用して安全に対処しましょう。カビが発生した箇所には、市販のカビ除去スプレーを使用することをおすすめします。それをスプレーした後に、数分間放置し、マイクロファイバークロスで拭き取ります。ゴムパッキンの部分にカビが発生した場合は、カビキラーPRO最強ジェルなどの専用の製品を使うと効果的です。
特に、冷蔵庫の製氷タンクや製氷皿については、特に見落としやすいので、上記方法で清潔を保ちましょう。
頑固な汚れに効くアイテム
冷蔵庫の掃除を行う際に、特に頑固な汚れに対処するためのアイテムとして、アルコール除菌剤や強力なクリーナーがあります。例えば、「カビキラー アルコール除菌 キッチン用」は、カビや雑菌の除去に非常に効果的です。これを使用することで、冷蔵庫内を清潔に保つことができます。また、「カビキラーPRO最強ジェル」は、特に頑固なカビや汚れを落とすのに適しています。これらの専用クリーナーを使うことで、冷蔵庫の掃除がより効率的に進められます。
掃除後のポイント
電源を入れる前の注意点
冷蔵庫掃除が完了し、再び電源を入れる前にいくつかの注意点があります。まず、取り外したパーツがしっかりと乾燥していることを確認してください。湿った状態でパーツを戻すと、再び雑菌やカビが繁殖する恐れがあります。次に、電源を入れる際にはコンセント周りが掃除中に水で濡れていないことを確認しましょう。水分が付着していると、電気ショートの原因になる場合があります。また、冷蔵庫の電源を入れた後に冷却機能が正しく作動しているかどうかも確認する必要があります。初めて起動する際に異常な音がしないか、冷気がしっかりと循環しているかをチェックしましょう。これらの点に気を付けることで、冷蔵庫掃除後も安全かつ清潔に使用できます。
食品を元に戻す
冷蔵庫の内部がピカピカになったら、次は食品の再収納です。掃除したばかりの冷蔵庫には、まず冷凍食品とその他加工食品を戻しましょう。このとき、各食品の消費期限を確認し、期限が切れているものや不要なものは取り除きます。また、食品を再収納する際は、冷蔵庫内の冷却効果を最大限に活かすために適切な配置を心掛けましょう。野菜は野菜室に、肉や魚などのドリップしやすいものは密閉容器に入れて保存しましょう。こうすることで、食材が他の食品に接触して汚れを拡散するのを防げます。また、冷蔵庫 掃除は定期的に行うことが重要ですので、収納方法を工夫して汚れにくい環境を作り出すことが大切です。食品の再収納を丁寧に行うことで、清潔な冷蔵庫を維持し、健康的な食品の管理が可能となります。
日常的な掃除とメンテナンス
週1回の簡単掃除
冷蔵庫掃除を習慣にするために、週に1回の簡単掃除をおすすめします。冷蔵庫内は頻繁に汚れやすいため、定期的に掃除することで衛生的な状態を保つことができます。毎週の掃除としては、日持ちの良い食材を一時的に一つの場所に集め、汚れた箇所をふきんやマイクロファイバークロスで拭き取る「ついでおそうじ」がおすすめです。これにより大きな汚れが溜まる前に簡単に除去できます。
キッチンまわりのお掃除にも興味がある方はこちらの記事もご覧ください。
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汚れを溜めない工夫
冷蔵庫掃除を楽にするためには、汚れを溜めない工夫が大切です。まず、冷蔵庫内に食品を詰め込み過ぎないことが大事です。空間を保つことで冷気の循環が良くなり、雑菌の繁殖を防ぐことができます。また、肉や魚は液漏れを防ぐために密閉容器に入れて保存しましょう。これにより、冷蔵庫内の汚れが広がるのを防ぎます。そして、汚れが発生した場合はすぐに拭き取ることが肝心です。日常的に冷蔵庫内をチェックし、少しの汚れでもこまめに取り除くことで、大掛かりな掃除が必要なくなります。
冷蔵庫掃除を実施して、健康的な生活を送ろう!
冷蔵庫掃除をしっかりと行うことで、衛生的な環境を保つことができます。冷蔵庫内は調味料や食材のドリップ、泥などで汚れやすく、これを放置しておくと雑菌やカビが繁殖しやすくなります。これらの微生物は、悪臭の原因となるだけでなく、健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。
冷蔵庫掃除を定期的に実施することで、これらの問題を防ぎ、食品の鮮度を保つことができます。例えば、念入りおそうじを3ヶ月に1回行い、ふだんのおそうじやついでおそうじを週に一度実施するだけでも、効果が期待できます。取り外せるパーツを洗ったり、除菌シートで冷蔵庫内を拭いたりすることで、清潔な状態を保つことが可能です。
年末が近づいてきて、大掃除を検討している方も多いかと思いますので、冷蔵庫のお掃除についてはこちらで紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。
ただ、年末は冷蔵庫のほかにも、水回りや窓など、お掃除する箇所も多く、負担になってしまうという方は、思い切ってお掃除を家事代行サービスに依頼するのもおすすめです。
健康的な生活を送るためにも、定期的な冷蔵庫掃除は欠かせません。冷蔵庫を常に清潔に保ち、家族の健康を守りましょう!