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網戸掃除は外さず簡単にできる!掃除の手順とポイントを紹介

2023.11.30

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網戸は、外さなくても簡単に掃除ができます。網戸掃除の基本やおすすめの掃除アイテム、網戸を外さなくても簡単にできる掃除の手順とポイントなどを紹介します。

網戸掃除は外さず簡単にできる!掃除の手順とポイントを紹介

近くで見ると、驚くほど汚れている網戸。「掃除しなきゃ」とは思うものの、網戸を外してから、また取りつける手間を考えると、なかなか腰が上がらないですよね。

実は、網戸は、外さなくても簡単に掃除することができます。

この記事では、網戸掃除のポイントやおすすめの掃除アイテムのほか、網戸を外さず簡単にできる掃除方法などの手順とポイントについてもご紹介します。また、網戸の汚れがひどい場合やサッシの掃除方法についても、併せて確認しておきましょう。

網戸を含む窓の掃除については、こちらの記事もご覧ください。

【関連記事】窓掃除の基本 窓ガラス・網戸などの掃除手順やポイントを紹介

網戸の汚れの種類と汚れる原因

網戸の汚れは、パッと見た限りでは気にならないことが多いものです。「窓は拭くけど、網戸はほとんど拭いたことがない」という方もいるのではないでしょうか。

しかし、家の中と外を仕切る網戸には、さまざまな汚れが付着しています。代表的な汚れを、詳しく見ていきましょう。

土ぼこりや花粉、雨水、車の排気ガス、黄砂

網戸は内側と外側でつく汚れの種類が異なります。網戸の外側につくのは、外から吹き込んでくる土ぼこりや花粉、雨水、車の排気ガス、黄砂などです。

季節や環境に左右されることも多く、特に、「交通量の多い幹線道路に面している」「土のグラウンドが近くにある」「花粉の原因になる草木が多い」「工場地帯がすぐそばにある」というような場所では、汚れがひどくなりやすいといえます。梅雨や台風など、雨風が吹き込んでくることが多い時期も、網戸の外側は汚れがちといえるでしょう。

また、家の外側にある網戸は度々風雨にさらされるため、放置していると汚れと湿気が結び付き、カビや雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。窓を開けたときに部屋の中に空気といっしょに流れ込んできたカビや雑菌を吸い込むと、気管支炎や喘息といった症状を引き起こす可能性もあります。

室内のほこりや調理中に飛ぶ油、たばこのヤニ

網戸の内側につくのは、室内のほこりや調理中に飛ぶ油のほか、室内でたばこを吸う人がいる場合には、たばこのヤニが汚れの中心です。

生活と密接に関係したやむをえない汚れが多いといえますが、油汚れとほこりが混じったり、たばこのヤニが積み重なったりすると掃除に余計な手間がかかるため、特にキッチンやベランダに近い網戸は、掃除の頻度を上げるようにしましょう。

室内のよどんだ空気と室外のきれいな空気を入れ替えようと換気をしても、網戸が汚れていては逆効果。また、網戸の汚れが室内のカーテンに移り、カビが生えてしまう場合もあります。そのような事態にならないためにも、網戸をきれいにしておくことは重要なのです。

網戸の掃除におすすめの頻度とタイミング

網戸の掃除は、どれくらいの頻度で、どのようなタイミングで行えば良いのでしょうか。

最初にふれたとおり、網戸はとても汚れやすい場所です。網戸のほこりを払って全体を拭く程度の簡単な掃除は月に1回、洗剤を使った掃除は季節ごと、3ヵ月に1度を目安に行うことがおすすめです

洗剤を使ってしっかりきれいにする掃除は、春の花粉シーズンや夏・秋の台風シーズンなど、汚れが雨風に乗って運ばれてくる時期が終わったタイミングで行うとより効率的です。年越しを迎える年末も、網戸までしっかりきれいにしておきたいものですよね。

また、網戸の掃除を行うのに適した天気は、晴れより曇りです。晴れてカラッとしている日よりも、曇っていて湿度が高い日のほうが網戸の汚れが舞うのを防ぎ、汚れを落としやすいでしょう。

網戸の掃除で用意したいもの

網戸の掃除には、下記のようなアイテムがあると便利です。

<網戸掃除で準備したいアイテム>

・新聞紙、テープ

・ブラシ

・ハンディワイパー

・ハンディモップ

・スポンジ

・小さめの刷毛や使い古した歯ブラシ

・掃除シート

・雑巾

・リビング用洗剤

網戸の掃除で押さえておきたいポイント

網戸掃除の前に、まずは押さえておきたいポイントを知っておくと掃除がはかどります。それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

内側から掃除する

網戸は、最初に内側から汚れを落としていくのが鉄則です。

網戸は両面とも汚れていますが、より頑固な汚れがついているのは外側。汚れの少ない内側の掃除から先に終わらせられれば汚れた掃除道具を交換せずに済むため、網戸掃除の効率がアップするでしょう。

上から下に掃除する

網戸に限らずですが、掃除をするときは「上から下」に行うことを意識してください。

下から掃除をすると、きれいにしたところに上から汚れが落ち、二度手間になってしまいます。上から落とした汚れを下の掃除で出た汚れといっしょにまとめて、一気に取り除きましょう。

2人で両面から行うと効果的に掃除できる

網戸掃除は、2人で網戸の外側と内側に分かれて同時に行うと、効率的に掃除ができます。

片面の人が雑巾で網戸を押さえ、もう片面の人がリビング用洗剤を付けたスポンジで、雑巾に汚れを軽く押し出すように拭いていきます。スポンジで拭いた後は、雑巾で水拭き・乾拭きで仕上げましょう。片面が終わったら、もう片面も同じ工程をして完了です。

1人で網戸を掃除する際は、ほこりが舞わないよう、掃除する側以外の面を新聞紙でふさぐ手間がかかりますが、2人1組で行えばその手間を省くことができ、効率的に行なえます。

網目に沿って掃除道具を縦と横に動かす

網戸を掃除するときは、網目に沿って縦横に掃除用具を動かすのもポイントです。格子状の細かい網目の中に詰まった汚れを、きれいに取り除けるでしょう。

力加減に気をつける

特に、網戸を外さずに行う掃除方法では、力の入れ加減に注意が必要です。網戸の面に対して力を入れて押すように掃除してしまうと、網戸が破れたり、たわんで使い物にならなくなったりすることがあるためです。

掃除後に汚れ防止の工夫をしておく

網戸を掃除した後は、できるだけきれいな状態を保ちたいものです。結露防止スプレーや柔軟剤を使うと、網戸の汚れが防止できます。

結露防止スプレーは、網戸の裏側から乾いた布で押さえ、まんべんなく網戸に吹き付けたら、伸ばすように拭いてむらなく仕上げましょう。柔軟剤は、雑巾やスポンジに染み込ませて、網戸の外側・内側を塗って伸ばしたら完了です。

外さずに簡単にできる網戸の掃除手順

ここからは、網戸を外さずにできる掃除の手順を説明します。手順に沿って掃除方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。

1. 網戸の外側を新聞紙でふさぐ

最初に、汚れの比較的少ない網戸の内側から掃除していきます。網戸の外側に新聞紙を貼り、テープで止めてください。こうすることで、掃除したときにほこりが舞わずに済みます。

2. ブラシなどで網目についているほこりを落とす

ほこりや花粉といった、網戸の網目についている軽い汚れをブラシなどで払い落とします。

最初から網戸を水拭きすると、網目に付着していたほこりが泥状になって重く固まってしまい、汚れを落としにくくなります。また、その状態の網戸を拭いても雑巾が一度で真っ黒になってしまうため、何度も洗い直さなくてはなりません。

3. 水を含ませたスポンジで網目に水を通す

ブラシで網戸表面の軽い汚れを落としたら、スポンジを水で濡らし、網目に水を通すように拭いていきます。

網戸の上のほうまで手が届きにくく、椅子の上に立って掃除をする場合には、足元には十分気をつけてください。手が届かない場所や力が入りにくい場所は、掃除シートをつけたハンディワイパーで拭きましょう。

通常の掃除では落とし切れない場合は、スポンジに洗剤を付けて掃除をします。

網戸全体がしっかり濡れたら、スポンジに洗剤をスプレーして泡立てます。その泡を網戸全体に伸ばし、網目にもしっかり入り込むよう泡を伸ばすように拭くと、網戸のひどい汚れを落とすことが可能です。

4. 水拭きした後、乾拭きをして仕上げる

雑巾をよく絞って網戸全体を水拭きした後、乾拭きをして仕上げましょう。網目に水が残っているとカビの原因になるため、しっかり拭き取ります。片側が終わったら、今度は新聞紙を内側に貼って、外側から同じ工程で網戸を掃除すれば完了です。

網戸のレール部分の掃除手順

網戸のレール部分にも、ほこりや土、黄砂、虫などが溜まって汚れます。網戸掃除の後は、網戸から落ちた汚れも付着している可能性が高いため、レール部分も忘れずに掃除しましょう。

網戸の動きが悪く、開け閉めしにくいと感じたら、レールに汚れが溜まっているのかもしれません。網戸のレールは、下記のような手順で掃除します。

1. 掃除機やハンディモップなどでレールに溜まったほこりを取る

まずは、網戸のレールに溜まった汚れを掃除機で吸い取ります。軽い汚れなら、毛のやわらかいハンディモップでサッと拭くだけでも落とせるでしょう。

2. レールの隅に溜まった汚れを使い古した歯ブラシなどでかき出す

レールの隅に溜まっていたり、こびりついていたりする頑固な汚れは、使い古した歯ブラシなどでかき出します。小さめの刷毛を使うのも、汚れをかき出しやすくておすすめです。

3. レールの取れない汚れは洗剤を使って落とす

網戸と同じように、取れないレールの汚れは洗剤を使って落とします。スポンジに洗剤をスプレーして泡立ててから、レールをこすります。その後、雑巾で水拭きをしてから、乾拭きをして仕上げましょう。

家全体の窓を一気に掃除するときや、頑固な網戸の汚れはプロに依頼しよう

今回は、網戸掃除の手順とポイントをご紹介しました。工程が比較的簡単なので、「思ったより簡単に落とせる」と感じたのではないでしょうか。

しかし、網戸を含めた家中の窓を掃除しようとすると、意外と大きい上に数が多く、時間がかかってしまいます。そこで、月に1回の簡単な網戸の掃除は自分で行い、季節ごと(3ヵ月に1度)のペースで家事代行サービスを依頼してみてはいかがでしょうか。

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