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家族といると疲れるのはなぜ?主婦がリフレッシュできる方法を紹介
2023.12.28
「大切な家族といるのになぜか疲れる」と感じたら、心と体が疲れているサインです。育児や家事、自分の時間がないことで疲れた主婦がリフレッシュできる方法を紹介します。
目次
家族といると疲れるのはなぜ?主婦がリフレッシュできる方法を紹介
最も自分らしくいられる場所であるはずなのに、なぜか家族といると疲れる――。他人に打ち明けづらい、そんな悩みを抱えている主婦は少なくありません。
大切な家族といるはずなのに、なぜ疲れてしまうのでしょうか?
この記事では、家族といると疲れる理由を紐解きつつ、主婦が上手にリフレッシュするための方法をご紹介します。
主婦が家族といると疲れる主な理由
「主婦は、妻(母)として、家庭を居心地良い場所にするのが仕事」という世の中の固定観念はいまだに根強く、家事や育児の負担が大きくても、「つらい」「やめたい」といった弱音を吐きにくいものです。
共働きの家庭が多くを占めるようになった今もなお、周囲の過度な期待を背負いながら一人でがんばっている主婦が多いのではないでしょうか。
まずは、主婦が家族といて「疲れる」と感じてしまう理由をご紹介します。
育児で疲れる
主婦が担当することが多い役割のひとつに、育児があります。
新生児のお世話では、夜間でも授乳やオムツ替えをするため、自分はなかなか十分に睡眠をとれません。自分のこと、ほかの家族のことに加えて、赤ちゃんの様子にも24時間気を配っているので、精神的・肉体的な負担は甚大です。
しかも、成長とともに子育ての悩みは移り変わり、終わりがありません。
時に投げ出したくなるのは自然な感情ですが、「母親なら、子育てに全力を注いで当たり前」という昔ながらの価値観は根強く、主婦が「育児を休みたい」「誰かに手伝ってほしい」とは、なかなか言いづらいものです。
24時間365日、正解のない育児に向き合っていれば、疲れ切ってしまうのは当然でしょう。
家事で疲れる
育児同様、家事も休みがない仕事のひとつ。仕事や学校が休みの日に家で過ごす家族はくつろいでいても、主婦は家事に追われて休むことができません。
また、子供が休み明けに使う運動着の洗濯や夫のワイシャツのアイロンがけ、働く主婦なら平日の食事の支度を少しでも楽にするための作り置きなど、「休日だからこそやらなくてはならない家事」も膨大です。
家事をメインで担う主婦は、自分が思っている以上に疲れが溜まる可能性があります。
自分の時間がなくて疲れる
家事や育児の負担が主婦に集中するということは、主婦が自由に使える時間が削られているということです。
時短やパートで働いている人なら、起床してすぐ朝ごはんやお弁当を作り、仕事後に夕ご飯の支度に追われつつ掃除や洗濯、片付けを済ませると、もう一日が終わってしまいます。これに子供の送迎などが入れば、自分の時間はますます少なくなるでしょう。
専業主婦であっても、小さな子供の世話に追われていれば、あっという間に時間は過ぎていきます。誰にも邪魔されない自分だけの時間がないと、精神的・肉体的な疲労から回復することはできません。
主婦が育児の疲れを取ってリフレッシュする方法
ここからは、主婦の疲れの三大要因ともいえる「育児」「家事」「自分の時間のなさ」を解消する方法を紹介します。まずは、育児疲れをリフレッシュする方法を3つご紹介します。
早めに子供を寝かしつける
子供が小さいうちは、子供が起きている限り、ママは自分の時間がないといっても過言ではありません。
そこで、昼間の時間を目一杯使い、子供が体力と好奇心を使い果たすまで遊んでみてください。夕方になるにつれて眠くなってぐずり始めるかもしれませんが、夕飯とお風呂、歯磨きさえ乗り切れば大丈夫。いつもより早めに子供が寝入ったら、後は自分の時間です。
家事がひと段落したら、晩酌をしたり、のんびりお風呂に入ったりと、自分時間を過ごしましょう。睡眠不足を解消したいときは、子供といっしょに寝てしまっても良いですね。
夫にも育児の役割を担当してもらう
夫の育児への協力度が低い場合、自分に負担が集中することはもちろん、「何もしない夫」の存在そのものがストレスになって疲れにつながっていることもあるでしょう。
こうした場合、夫にも育児の役割のいくつかを担当してもらうことをおすすめします。「早く帰ってきた日はお風呂に入れてほしい」「歯磨きだけは任せたい」「保育園への送迎を分担したい」というように、夫に具体的な役割を割り振って相談するとスムーズです。
ベビーシッターや子育てサポートを利用する
思い切って外部サービスを利用する方法もおすすめです。子育てを人に任せることに罪悪感のある方もいるかもしれませんが、プロに協力してもらってママの時間を作ることは、決して悪いことではありません。
ベビーシッターを頼んだり、地域の子育てサポートによる安価な預かり保育を利用したり、経済的な事情に応じてサービスを使い分けましょう。いずれもプロの保育士さんが育児を担当してくれるので、安心して子供を預けられます。
同年代の子供たちや、親ではない大人とふれ合うことは、子供にとっても良い刺激になるはずですよ。
主婦が家事の疲れを取ってリフレッシュする方法
続いて、家事の疲れをリフレッシュする方法も3つご紹介します。家事も終わりがない仕事なので、うまく息抜きして疲れを取りたいものですね。
夫婦で家事分担を見直す
生活している以上、家事をすべて放棄することはできません。最低限の家事をしなければ、生活環境が悪化して気持ちが荒んでしまいます。
しかし、そうした責任感を妻だけが持つのは不公平です。夫と妻は同等な関係であり、家庭を維持する責任はどちらにも平等に存在します。妻側に家事負担が偏っている場合には、夫に分担の見直しを提案しましょう。育児同様、一部でも任せることができれば、妻の負担はだいぶ軽減されるはずです。
家事分担の見直しの際には、こちらの記事もご覧ください。
終わらない名もなき家事!主婦の心身がすり減る前になくす方法とは?
便利な家電に家事を任せる
ロボット掃除機や食器洗浄乾燥機など、便利な家電に家事を任せるのもひとつの方法です。家電に家事を任せて、自分の時間を作ってみてください。時間をお金で買うと思えば、ある程度の初期投資はできるはずです。
ただし、家電を使いこなせるかどうかは、家の状態や使い手との相性にも配慮が必要です。
例えば、段差の多い家では、平らな場所を得意とするロボット掃除機はあまり活躍しません。食器洗浄乾燥機を購入してみたものの、結局こまめに手洗いしてしまって、ほとんど使わないという場合もあるでしょう。
家電をうまく活用できれば家事の負担軽減につながりますが、買って結局使わずに放置したままだと、置き場所が取られる上、購入費用も無駄になってしまいます。こうしたメリット・デメリットをよく検討してから、購入するのがおすすめです。
ハウスクリーニングや家事代行サービスの力を借りてみる
自分一人で家事をこなすのはもう限界だし、夫も仕事が多忙で頼れない――そんなときは、プロの手を借りて家をきれいにしましょう。
浴室やトイレ、壁紙、外壁など、専門的な技術が必要な場所は、ハウスクリーニングに頼むと◎。専用の器具や洗剤を使って清掃してくれるので、新築のようにきれいになることもあり、後々の掃除も楽になります。
各部屋の掃除や食器洗い、洗濯といった一般的な家事なら、家事代行サービスがおすすめ。家事代行サービスは、スタッフが依頼主の自宅を訪れ、掃除、洗濯、買い物、アイロンがけ、布団干し、ゴミ出しといった日常的な家事を代行してくれるサービスです。
週に1回、月に1回など定期的・継続的に依頼する定期契約と、単発で依頼するスポット契約があるため、ニーズに合わせて使い分けましょう。
主婦が自分の時間を作ってリフレッシュする方法
最後に、主婦が自分の時間を作る方法を4つご紹介します。ちょっとした工夫で自分の時間は作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
没頭できる趣味を見つける
家族のために我慢するのをやめて、自分の趣味を見つけましょう。
習い事を始めてもいいですし、いいなと思う映画をオンラインで見るのもおすすめです。家の中で家事に追われていても、考えるだけで気分が明るくなるような趣味を見つけられると、家事と向き合う時間のつらさも軽減されるはずですよ。
隙間時間をうまく活用する
「家にいると疲れる」と思ったら、一歩外に出ましょう。子供を送った後や子供と夫が遊びに行ったときなどの隙間時間を活用してみてください。その時間に一人でカフェに行ったり、いつもとは違う道を散歩したりすると、妻でも母でもない時間を作ることができます。
月に1度は自分へのご褒美タイムを作る
「みんながんばっているんだから、できて当たり前」「主婦は家事が仕事」という価値観を手放して、たまにはがんばっている自分を褒めてみてください。
主婦が行う家事や育児は、家族が健康に生活していく上で欠かせない重要な仕事です。月に1度は自分を癒やすご褒美タイムを作り、日頃の努力を自分でいたわってあげましょう。
夫に子供を預けて美容院へ行ったり、エステへ行ったりして自分を磨くのも◎。主婦としての自分を一時忘れて昔の友人とランチに行き、学生時代の思い出に浸るのもいいですね。
誰もいない部屋に行く
「一人になりたいけど、小さい子供を置いて外に出るわけにもいかない」「休日に家族がだらだらしているのを見るのがストレス」となどと、自分のリフレッシュ時間がなかなか取れない場合の簡単なセルフケアとして、家族とは別の部屋へ行く方法があります。
寝室などの誰もいない部屋で、一人で好きな音楽を聴いたり、ストレッチなどのエクササイズをしたりと、家事・育児とはまったく違うことをして、自分の体と心を解放しましょう。
ただ、これまでご紹介した、趣味に没頭したりご褒美タイムを作ったりというように、もっと自分の時間を作ることができるとよりリフレッシュには効果的です。
一人でがんばらないで!疲れる前にストレスを発散しましょう
母であり妻である主婦のやるべきことは多すぎるためになかなか終わらず、家にいてもひと息つくには難しいものです。家族がくつろいでいるのを横目に見ながら家事育児に追われる日々が続けば、ますます家にいると疲れるようになってしまうかもしれません。
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家事をおまかせしているあいだに自由な時間ができるので、子供とゆっくり向き合ったり、自分一人で趣味や息抜きの時間にしたりするのもいいですね。きっと日頃のストレスをスッキリ発散できて、明日からまだがんばろうと思えるようになるでしょう。