1. トップ
  2. コラム
  3. 家事代行

  4. ハウスキーパーとは?依頼できる内容と家事代行との違いを解説

COLUMN
コラム

ハウスキーパーとは?依頼できる内容と家事代行との違いを解説

2024.02.27

カテゴリー:
キーワード:

掃除や洗濯などの家事を依頼する場合、ハウスキーパーと家事代行サービス、どちらに依頼すればいいのでしょうか。ハウスキーパーと家事代行サービスの違いについて解説します。

ハウスキーパーとは?依頼できる内容と家事代行との違いを解説

海外では当たり前のように生活に溶け込んでいる、「ハウスキーパー」や「家事代行サービス」。国の推進による共働き世帯の増加に伴い、国内でも利用する家庭が増えてきました。

ハウスキーパーと家事代行サービスはどちらも依頼主に代わって家事をしてくれるサービスですが、それぞれ特徴が異なるため、よく比較して自分に合うものを選ぶことが大切です。

今回は、両者を比較したい人のために、ハウスキーパーの特徴や家事代行サービスとの違いのほか、それぞれの依頼に向いているケースについて解説します。

ハウスキーパーとは、家の中で発生する仕事全般を代行してくれる人

ハウスキーパーは、個人宅、もしくは個人が所有する事務所や別荘などを訪問し、家の中で発生する仕事全般を代行する仕事です。

元々、ハウスキーパーはイギリスの女性使用人の上級職のことで、食料貯蔵室の管理やほかの使用人の監督を行う人を指す言葉でした。そこから転じて、現在では、「家を維持・管理するための仕事全般を担当する人」という意味で使われています。

そのため、ハウスキーパーには、掃除、洗濯、料理といった家事だけでなく、ベビーシッター、買い物、留守番、お年寄りのお世話、子供の送迎といった、幅広い仕事を依頼することができます。家族のようにいつも家庭の中にいて、家庭内で発生するさまざまなタスクに柔軟に対応してくれる人と考えるとわかりやすいかもしれません。

仕事の特性上、依頼主の家に住み込みで働くことも多いようです。家庭の雑事を補助・代行する女性を指す家政婦という言葉も、ハウスキーパーとほぼ同義です。

なお、ホテル業界の専門用語でも、客室整備を担当する職種をハウスキーパー、あるいはハウスキーピングと呼ぶこともあります。この場合、ホテルなどでバスルームや客室の清掃、ベッドメイキング、シーツといったリネン類の交換、アメニティ類の補充などの仕事を指します。そこから転じて、さまざまな家事を行う家事代行サービスもハウスキーピングと呼ばれることもあります。

家事代行サービスと家政婦の違いについては、こちらの記事もご覧ください。

家事代行と家政婦の違いとは?料金やサービス内容を比較

ハウスキーパーと家事代行サービスの違い

続いて、ハウスキーパーと家事代行サービスの違いについて見ていきましょう。

ハウスキーパーと家事代行サービスの違いは、依頼できる仕事内容、契約方法、料金形態の3つです。

仕事内容の違い

ハウスキーパーの仕事は、1つの家庭内で発生するタスク全般の代行です。住み込みに近い形が多く、依頼する内容や時間帯を気にせずに幅広い仕事を任せられるため、日によって業務の範囲や内容が異なることもあるでしょう。

一方、家事代行サービスの仕事は、掃除、買い物、整理整頓、洗濯といった家事全般に限定された代行です。仕事や育児などで忙しく、自分の手に負えない日常生活の家事を一部、または丸ごとお任せするというように、お任せする仕事の幅を選んで依頼できます。介護や育児など、家事の範疇を超えた業務には対応できませんが、普段から苦手だと感じている家事を手放したい場合や、家事にかかる時間が多すぎる場合には最適といえるでしょう。定期的な利用はもちろん、大掃除や急な来客時、引越し前後といった単発での依頼も可能です。

契約方法の違い

ハウスキーパーの契約方法の多くは、依頼者とのあいだで直接取り交わす契約です。そのため、依頼したい内容の詳細や報酬、勤務する時間帯や働き方などについては個別に取り決めることになり、ハウスキーパーが受ける仕事は依頼先によって異なります。いつも同じ人が依頼を受けてくれるので、安定した仕上がりが期待できるのがハウスキーパーのメリットです。

ただし、担当者との相性が悪かったり、勤務態度に不満があったりしても、担当者の変更が難しい点には注意が必要です。仕事の仕方についても、依頼者自身が注意をし、教育しなくてはなりません。また、担当者の急な体調不良や突然の退職などがあった場合には、代理が立てられずサービスを受けられません。さらに、次の担当者と契約するためには、自分で探す必要があります。

一方、家事代行サービスは、依頼者と家事代行サービスの運営会社が契約を結び、運営会社に所属する依頼内容に適したスタッフが自宅を訪問し、契約時間内でサービスを提供するシステムです。

家事代行サービスの運営会社がスタッフの管理を取り仕切り、要望や不満を受けて担当を変えてくれるため、依頼者はスタッフとの直接的なやりとりがなく、トラブルを防ぐことができます。スタッフの体調不良や急な退職などがあったとしても、運営会社が代理スタッフを調整し柔軟に対応してくれるので、安心して依頼できます。

会社として保険に加入している場合が多く、作業中の物損が補償されるのもメリットといえるでしょう。

料金形態の違い

ハウスキーパーは直接契約なので、依頼者がハウスキーパーにお給料を支払うのが一般的です。また、通いなら交通費、住み込みなら食事代や水道光熱費を負担しなければならないほか、担当者が生活するスペースの確保も別途必要です。

家事代行サービスの場合は、利用したサービスに応じた料金が家事代行サービスの運営会社を通じて請求され、依頼者はあらかじめ決めておいた方法で支払いを行います。依頼者とスタッフとのあいだに、金銭のやりとりはありません。

家事代行サービスとハウスキーパー、どちらに依頼すべき?

ハウスキーパーと家事代行には前述したような違いはありますが、「ハウスキーパー」という言葉は、「その家庭の家事全般を行う人」というイメージを持たれる人も多いのではないでしょうか。そういう面から考えると、家庭内で発生する家事に関するニーズは家事代行サービスで十分カバーできてしまうかもしれません。

とはいえ、家庭の中のニーズとしては、家事以外にも、育児や介護など、家事代行サービスでは解決できないものもあります。そこでここからは、どちらのサービスを選べばいいのか迷う人のために、家事代行サービスとハウスキーパー、それぞれの利用がおすすめという場面について紹介していきましょう。

家事代行サービスを利用したほうが良い場合

まずは、ハウスキーパーよりも家事代行サービスを利用したほうが良いケースをご紹介します。下記のようなケースが挙げられます。

・家事だけを依頼したい

平日の夜や週末に家事をまとめてこなしていると、自由に買い物をしたり、自分の好きなことに時間を使ったりすることができません。仕事と家事に忙殺され、「気づいたら1週間が終わっていた…」ということも多いのではないでしょうか。

家事が時間を奪っていることが明確な家庭には、家事代行サービスへの依頼で家事の負担を軽減してもらう方法がベストです。

・毎日来てもらう必要はないが、家のきれいさを保ちたい

週1回、月に2回など、家庭の都合に合わせて来てもらうペースを決め、家をきれいな状態に保てるのが家事代行サービスのメリットです。

仕事で夜勤になる日がある、出張がある、習い事があるなど、家事のできない日が決まっている場合には、家事代行サービスを依頼しましょう。

・仕事の繁忙期や体調不良時など、一時的に家事を依頼したい

一時的に家事ができない期間、家事を休みたい期間があるときも、家事代行サービスがおすすめです。

「普段は家族で協力してやれているけれど、夫の長期出張のあいだはも手が回らなくなりそう」「体調が優れず、家事まで手が回らない」といった際の突発的な依頼も可能です。

「繁忙期のあいだは子供とふれ合う時間が短くなるため、繁忙期が終わったら家事を手放して子供優先で過ごしたい」「高齢の親の通院をサポートするため、月に2回だけ家事ができない」など、一時的に家事をお休みしたいときにも家事代行サービスを選ぶと良いでしょう。

家事代行サービスのメリット・デメリットについては、こちらの記事もご覧ください。

【どこまで頼める?】家事代行サービスのメリット・デメリットとは?

家事代行サービスの基本や利用までの流れについては、こちらの記事もご覧ください。

家事代行を初めて依頼する人必見。基本や利用までの流れを解説

ハウスキーパーを利用したほうが良い場合

一方、家事代行サービスよりもハウスキーパーを依頼したほうが良い場合もあります。具体的には、下記のようなケースが考えられます。

・家事以外にも家のさまざまなことを依頼したい

家事代行サービスが代行できるのは、掃除や片付け、洗濯、収納といった日常的な家事全般です。

「同居している高齢の親の食事や通院のサポートを依頼したい」「子供のお迎えに間に合わないため、代わりに行ってほしい」「交通の便が悪い地域なので、通院や買い物の送迎をしてほしい」など、家事以外の作業も依頼したい場合には、ハウスキーパーを選びましょう。

・ペットや要介護の家族、赤ちゃんがいて、家を空けられない

仕事やプライベートで頻繁に不在にすることが多く、おうちの面倒を見てほしいというニーズには、ハウスキーパーがいいでしょう。

例えば、「要介護の家族や小さい赤ちゃんがいて日常生活のお世話が必要だけど、仕事が多忙で面倒が見られない」「寂しがり屋のペットがいて、出張やプライベートで家を空けるのが心配」といったケースです。

ハウスキーパーは、住み込みが多く、おうちの一員として雇う必要がある人にぴったりです。

家事から解放され、休息時間を増やす方法を見つけましょう!

今回は、ハウスキーパーの特徴や、家事代行サービスの主な違いについてご紹介しました。家の中の仕事全般を毎日フルタイムで代行してほしいならハウスキーパーが適していますが、必要なときだけ依頼したい人、家事だけを依頼したい人には家事代行サービスがおすすめです。

家事と一口にいっても、洗濯、掃除、おもちゃなどの整理整頓、育児、介護、家計管理と、多岐にわたります。家事を中心的に担当している人は、なかなか自分の時間を確保できないのではないでしょうか。

「時間がない」「もっと余裕が欲しい」と感じている人は、家事の一部、あるいは家事全体をまるっと任せれば、自分の自由時間を増やすことができるでしょう。

家事代行サービス「サニーメイドサービス」は、定期プランがお得に利用できる「春の家事代行デビューキャンペーン」を実施中です。経験豊富なスタッフが2人1組で作業にあたるため、短時間で必要な家事を終えられます。「サニーメイドサービス」の利用で、忙しい毎日に自由時間を増やし、自分磨きや家族とのふれ合いの時間を持ちませんか?

関連記事

よく読まれている記事