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キッチンの床のベタベタを取るには?効果的な掃除方法を紹介
2024.04.26
キッチンの床がベタベタしていて、気になっていたりしませんか?キッチンの床が汚れる原因や掃除手順、汚れを防ぐ方法について紹介しますので、ぜひ試してみてください。
目次
キッチンの床のベタベタを取るには?効果的な掃除方法を紹介
料理中の汚れや食べ物のカスなどが落ちて、汚れやすいキッチンの床。「なんとなくベタつく」「黒ずんでいて雑巾で拭いてもきれいにならない」という人も多いのではないでしょうか。
汚れてからすぐに掃除すれば落としやすいですが、時間が経ってこびりついた汚れはなかなか落としにくいもの。毎日料理をする人は、特に気になるものですよね。キッチンは食品を扱ったり料理を作ったりする場所なので、衛生面から考えてもきれいにしておきたいところです。
今回は、キッチンの床が汚れる原因や掃除手順、ポイントのほか、汚れを防ぐ方法についてご紹介します。キッチンの床がなかなかきれいにならないという人は、ぜひ試してみてください。
キッチンの床が汚れる原因
キッチンの床が汚れているのは、単に調理する際の汚れだけではありません。下記のような皮脂やカビなども汚れる原因となりえます。
調理による油はねによるベタつき
キッチンの床の汚れは主に調理による油はねによるもので、これがベタつく最大の原因です。調理した際に汚れるのはコンロ周りだけでなく、実は床にも汚れが飛び散っています。
また、調理中に発生する煙にも油が含まれているため、換気扇で吸い取れなかった煙にのった油が床に落ち、そのまま床の汚れとなってしまうのです。
皮脂汚れによるベタつき
キッチンの床の汚れには、皮脂汚れによるベタつきもあります。キッチンを行き来する際に足裏などの皮脂が汚れとなって付着します。普段、家の中を裸足で歩いている、小さい子供がいる、といったご家庭は注意が必要です。
カビによる黒ずみ
キッチンの床に発生するカビによる黒ずみは、湿気や水分が原因で生じます。水回りであるキッチンでは、調理中や洗い物の水はねがそのままになることが多く、カビが発生しやすい環境を作ってしまいます。
キッチンの床掃除には何が必要?
続いては、キッチンの床掃除を効果的に行えるものをご紹介します。定期的にキッチンを掃除して、清潔に保ちましょう。
<キッチンの床掃除で必要なもの>
・ゴム手袋:洗剤で肌を傷めないために着用をおすすめします
・雑巾:汚れを拭き取るほか、水拭きや乾拭きにも使うので、複数枚用意しておいてください
・フローリングワイパー:サッと取り出しやすい位置に置いておけば、調理後に拭く習慣付けになります
・重曹:汚れを落とすだけでなく消臭効果も期待できるため、スプレーボトルに重曹小さじ1と水100mlを入れて、重曹スプレーを作りましょう
・セスキ炭酸ソーダ、アルカリ電解水:重曹で落ちない場合、よりアルカリ性が高いこれらの洗剤を使うと効果的です
・除菌アルコールスプレー:カビが発生している場合に効果的です
キッチンの床の掃除手順とポイント
キッチンの床は定期的に掃除することで、汚れが蓄積するのを防ぐことができます。下記の掃除手順で、効率的にキッチンの床を清潔に保ちましょう。
1. 床全体に掃除機をかける
最初に、床全体に掃除機をかけて、ほこりや食べ物のカスなどの大きなゴミを取り除きます。後で水拭きした際に、周囲に汚れが広がるのを防ぐことができます。
2. 床に重曹スプレーを吹きかけて汚れを拭き取る
重曹水は、油汚れや軽度のベタつきに効果的です。重曹スプレーを床に均等に吹きかけた後、雑巾で拭き取ります。その後、雑巾で水拭き・乾拭きをし、仕上げます。
3. 汚れが落ちない場合は、セスキ炭酸ソーダやアルカリ電解水で拭き取る
重曹水で落ちないより強力な汚れには、アルカリ濃度の強いセスキ炭酸ソーダやアルカリ電解水が有効です。スプレータイプのセスキ炭酸ソーダやアルカリ電解水を床に吹きかけた後、雑巾で拭き取ります。その後、雑巾で水拭き・乾拭きをしましょう。
4. 黒ずみが取れない場合には、除菌アルコールスプレーをする
さまざまな洗剤をスプレーしても黒ずみが落ちない場合には、カビが発生している可能性があります。除菌アルコールスプレーを吹きかけた後、水拭き・乾拭きをしてください。このとき、黒カビが周囲に広がらないよう、外側から中央に向かって拭き取っていくことがポイントです。
キッチンの掃除については、こちらの記事もご覧ください。
キッチン掃除箇所別の手順とポイントとは?便利な掃除道具も紹介
キッチンの床の汚れを防ぐにはどうしたらいい?
キッチンの床は、ベタつくと不衛生な印象を与えてしまいます。下記のような対策をして、なるべく汚さないようにしましょう。
キッチンマットを敷く
キッチンの床の汚れを防ぐ最も効果的な方法は、キッチンマットを敷くことです。
キッチンマットが調理中にはねた食材や水が床に落ちるのを防いでくれ、汚れが床に直接付着しなくなります。これにより、キッチンの床掃除の頻度を減らせるでしょう。もちろん、キッチンマット自体の定期的な洗濯も欠かせません。
油はねガードを利用する
キッチンの床に調理中の油が飛び散るのを防ぐ、油はねガードの使用もおすすめです。
油はねガードは床だけでなく、キッチンの壁やほかの調理器具に油が付着するのも防いでくれます。透明のものから折りたたみ式、さらには簡易的なものまでさまざまなタイプがあるので、使用するフライパンや鍋のサイズに合ったものを選びましょう。
調理中に汚れが飛び散りそうな場合は新聞紙を敷く
揚げ物など周囲に汚れが飛び散りそうな場合には、あらかじめ床に新聞紙を敷いておくと効果的です。
新聞紙を敷くことで油などの汚れが直接床に落ちるのを防ぎ、使用後に新聞紙を捨てるだけなので掃除をする手間が省けます。
また、新聞紙は吸収性が高いため、油だけでなく調理中に発生する水分も吸収してくれるのもポイントです。
スリッパを利用する
キッチンの床を清潔に保つためには、スリッパを使用することも重要です。足の裏には皮脂や汗がついているため、素足で歩き回ると床が汚れてしまいます。スリッパを使うことで足の裏の汚れが床につくのを防ぐだけでなく、足の裏そのものも床の汚れや菌の付着から守ってくれる効果もあります。
使用後はフローリングワイパーで拭く
キッチンを使用した後に、フローリングワイパーで床を拭くことでも、キッチンの床の清潔を保つことができます。
これを習慣付けると、日々の調理の際に床に落ちる食べ物のカスや油、水滴などを迅速に除去し、汚れが固まるのを防ぐことができます。特に、油汚れは放置すると拭き取りにくくなり、床が滑りやすくなる原因にもなりかねないので、手の届きやすい場所にフローリングワイパーを置いておきましょう。
フローリングの場合は定期的にワックスをかける
キッチンの床を美しく保つため、床がフローリングの場合には定期的にワックスをかけることもおすすめです。フローリングの表面を保護し、水や油などの液体が木材に浸透するのを防いでくれます。
床にワックスがかかっていると日常の汚れやほこりが付きにくくなり、掃除がしやすくなるでしょう。
床まできれいなキッチンで、気持ち良く調理を楽しみましょう
料理を作るキッチンの床がベタついたり黒ずんだりしていると不衛生なので、できればいつもきれいな状態にしておきたいものです。
日々の調理で汚れがちなキッチンの床をきれいに保つには、定期的な掃除が欠かせません。とはいえ、キッチンの床の掃除までは、なかなか手が回らないものですよね。そこでおすすめなのが、家事代行サービスの利用です。自分へのご褒美として、3ヵ月に1回、半年に1回など、定期的に家事代行サービスでキッチンを掃除してもらうと、床までピカピカに磨き上げてくれますよ。
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床まできれいになったキッチンなら快適に料理を作れるため、日々のごはんづくりがもっと楽しくなるかもしれません。また、料理を食べる家族も気分良く、おいしく味わえるのではないでしょうか。家事負担を軽減し、清潔な空間の中でゆとりのある暮らしにしてみませんか?