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正しい雑巾がけの方法は?基本的な手順や効率的に行うポイントを紹介

2024.06.21

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学校の掃除の時間などで、小さい頃からやってきた雑巾がけですが、正しいやり方は意外と知られていません。雑巾がけを行う基本的な手順や効率的に行うポイントを紹介します。

正しい雑巾がけの方法は?基本的な手順や効率的に行うポイントを紹介

雑巾がけと聞くと大変そうなイメージがあり、普段はやっていないという人も多いのではないでしょうか。拭くときにかがんだり腕を大きく動かしたりするため、雑巾がけは体力も必要ですよね。

しかし、実は雑巾がけは、掃除機やフロアワイパーにはない、さまざまなメリットがある掃除方法です。

今回は、雑巾がけを行うメリットのほか、基本的な手順とポイントをご紹介します。

雑巾がけを行うメリットとは?

雑巾がけを行うメリットとは?

普段、掃除する際に、掃除機やフロアワイパーをかけるだけで済ましてしまっている人も多いかもしれません。しかし、雑巾がけには、次のようなメリットがあります。

床との距離が近いため、細かい所まで掃除ができる

掃除機やフロアワイパーをかけた後、よく床を見てみると、頑固な黒ずみ汚れや細かいゴミなどが残っていることがあります。

雑巾がけは床との距離が近いため、目視しながら直接的に力を加えて汚れを拭き取ったり、細かいゴミを集めて取り除いたりと、確実に汚れを取り除くことできるのです。

届きにくい場所まで掃除できる

雑巾を使えば、掃除機では届かないような高い場所や狭いスペース、部屋の角や、家具の隙間なども掃除できます。雑巾がけを行うことで、部屋の隅々まで清潔さを保つことができるでしょう。

床のベタつきを取ることができる

素足で歩いた際の足の裏の汗や皮脂、飲食物をこぼした際の汚れなどが床に付着すると、ベタつく汚れになります。粘着性の汚れは掃除機などではなかなか取り除けませんが、雑巾がけをすることでしっかりこすり落とすことができます。

水拭きのみでは落ちない場合には、水に中性洗剤を混ぜた水溶液などを使って拭き上げましょう。水溶液を作る場合は、水1Lに対し、中性洗剤は小さじ1程度で十分です。

ただし、中性洗剤の代わりにアルカリ性の性質を持つ重曹を使うと、フローリングのワックスまではがしてしまう場合があるため、注意が必要です。

雑巾がけを行う基本的な手順

雑巾がけの正しいやり方を意識している人は多くないのではないでしょうか。下記のように基本的な手順どおりに進めると、効率良く雑巾がけを行うことができます。

1. 窓を開けて換気をする

まずは、雑巾がけをする前に窓を開けます。窓を開けて換気をすることで部屋の風通しが良くなり、雑巾がけをした後の床を早く乾かせるでしょう。

2. 雑巾を水で濡らし、しっかりと固く絞る

雑巾がけに使う雑巾は、吸水性が高く、汚れをしっかりと拭き取れる素材を選び、水拭き用と乾拭き用に2枚以上用意してください。

雑巾を水で濡らした後は、しっかりと固く絞り、余分な水分を残さないことが重要です。絞り方がゆるいと、床の上に余分な水分が残り、床板が傷んでしまう場合があります。

絞った雑巾は拭きやすいよう、手のひらと同じくらいの大きさにたたみます。

3. 部屋全体の床をコの字形に拭いていく

雑巾を使って床を拭く際には、「コの字形」の動きを意識します。床全体をコの字になるように拭いていくと、同じ場所を何度も拭き戻すことなく、拭き残しもなく効率的に広範囲の汚れを取れるでしょう。

雑巾で床の左端から右端まで一直線に拭き、右端まで拭き終えたら雑巾を1枚分下げて、今度は右端から左端まで拭き、それを繰り返していきます。

4. 水拭きで汚れが落ちない場合、中性洗剤を使う

水拭きだけでは落ちない頑固な汚れには、中性洗剤を水で薄めた水溶液を使用します。この水溶液を雑巾に含ませて固く絞り、汚れのある箇所を集中的に拭き取ります。床に残らないよう、洗剤を使用した後は同じ箇所をしっかり水拭きしてください。

5. 乾拭きで仕上げる

最後に、別の乾いた雑巾で床全体を乾拭きし、水分を完全に取り除きます。床が早く乾き、歩いたときに足跡が残るのを防いでくれます。

また、使い終えた雑巾は、すぐに手洗いするようにしましょう。ひどい汚れで水だけでは落ちないような場合には、抗菌効果の洗濯洗剤を入れた水溶液につけ置きすると、きれいに落とせます。雑巾がけした後の雑巾をそのまま放置しておくと、雑菌が繁殖してしまいます。洗った後はにおいを防ぐため、雑巾をしっかり乾燥させてください。

部屋の掃除については、こちらの記事もご覧ください。

【関連記事】部屋の掃除を効率的に進めるコツは?手順やポイントを紹介

雑巾がけを効果的に行うポイント

雑巾がけを効果的に行うポイント

雑巾がけは、少し気をつけるだけでより効果的に行えます。雑巾がけを行う際には、下記のようなポイントを意識してみましょう。

上から下、奥から手前に雑巾がけしていくのが基本

ほこりは上から下に落ちるので、高さのある場所を雑巾がけする際は、高い場所からから低い場所に移りつつ雑巾がけを行っていきます。

また、床を雑巾がけする際は、部屋の奥から手前の出口に向かって後ろに下がっていくと、拭いた場所を足で踏まないため汚さずに済みます。

フロアワイパーである程度ほこりを取ってから雑巾がけを行う

ほこりを取るために、雑巾がけをする前に掃除機をかけている人も多いかもしれません。しかし、掃除機をかけると、ほこりが排気で舞い上がり、雑巾がけが終わった後に床に降り積もってしまいます。

そのため、雑巾がけの前には、ドライシートを取り付けたフロアワイパーを使って、床のほこりを取り除くといいでしょう。

雑巾はしっかり水気を絞る

雑巾の絞り方が甘いと水気が多く残ってしまい、せっかく拭いた場所が水気でペタペタしてしまいます。

雑巾の絞り方は、しっかり水分を絞りきれる「縦絞り」がおすすめです。

縦絞りとは、両手で雑巾を縦に持って上の手と下の手で反対方向にねじりながら絞る方法で、力が入りやすく固く絞ることができます。子供でも無理なく力を入れられる絞り方なので、家族で雑巾がけをする際などに取り入れてみてくださいね。

晴れた日に行う

晴れた日に雑巾がけを行うと、窓を開けて作業することが可能です。窓を開けて換気しながら雑巾がけをすると、床の水分が蒸発し、早く乾かすことができます。

雨の日に雑巾がけをするとなかなか乾かず、フローリングに長時間水分が残ることになり、傷んでしまう場合があります。そのようなことにならないよう、雨の日に雑巾がけをすることは避けたほうがいいでしょう。

定期的な雑巾がけで、家の汚れをしっかり取り除こう

雑巾がけは、掃除機などでは取りきれない汚れが取れたり、目視で汚れを確認しながら力を加減できたりする、優れた掃除方法です。部屋の隅々まで汚れを取るには、定期的な雑巾がけが欠かせません。

しかし、定期的に家中を片付けて雑巾がけを行うのは、なかなか大変な作業です。家の隅々まで雑巾がけをして、きれいな部屋で快適に暮らすため、定期的に家事代行サービスに依頼してみませんか?

家事代行サービス「サニーメイドサービス」なら、「定期プラン」も月1回1時間からご利用いただけます。スタッフが手作業で水拭きから乾拭きまでしっかり雑巾がけをしてくれるので、定期的に家全体をきれいにリセットでき、住環境を清潔に保ちやすくなるでしょう。床にふれる機会の多い、乳幼児などの小さいお子さまをお持ちのご家庭にも、家事代行サービスのご利用がおすすめです。

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